講師派遣研修Management Update研修

企業を取り囲む環境は、従来の延長戦線上にない不確実な要素が多数存在し、予測困難な時代となっています。
また、組織内においては、働き手の労働観も変化し、画一的ではない、多用な人材が共存するダイバーシティな職場環境にあります。
こうした変化に対し、従来の日本型マネジメントでは適応しきれないことが増えたため、特に既任マネジャーには新たな考え方・要素を加えていく必要があります。具体的には、人材ポリシー(※1)の観点では「育成」だけでなく「調達」の要素を加えることや、人材特性(※2)の観点では「同質性重視」から「異質性重視」への考え方の転換などが挙げられます。

この研修では、時代の変化に適応するための新たな考え方を知り、マネジメントプロセスを見直すことで、マネジメントをアップデートします。
※1 事業戦略の実行に向けて、組織が人材に対して持っている認識
※2 組織がメンバーに求める思考や行動、価値観など
主な対象者
以下のような課題がある企業の既任マネジャー層(課長)※
- 中期的視点での変化を見通したマネジメントのあり方を理解させたい
- 固執している自身のマネジメントスタイルを変えてもらいたい
※マネジメントの基礎知識を保有し、ある程度のマネジメント経験がある管理者
研修のねらい
- 今後10年間の変化を見通したマネジメントのあり方を理解する
- これからのマネジャーに求められる要素を理解する
- 体験的にこれからのマネジメントに求められる要素を磨く
- 中長期的な変化に備え、自身のマネジメントをアップデートする
特色
マネジメントプロセスにおける新たな観点を体験的に学習
マネジメントプロセスは普遍的です。本研修ではそのマネジメントプロセスに基づき、各プロセスにおいてアップデートすべき観点を体験的に学習していきます。

バックキャスティング思考を取り入れ、将来シナリオを検討。
その上で、メンバーに共感される職場ビジョンをつくる。
職場ビジョンの実現に向けて、必要な人材を”見極め”、社内・社外の人材にアクセスし、協力を仰ぎ人材を調達する(※) 。※人材の調達は採用や異動に限りません
多様で強い個を1つのチームにするために、ストーリーを語り、メンバーとともに「バリュー」を策定し、メンバーの主体的な行動につなげる。
革新的な成果に向けて「フロントエンド」と「バックエンド」という2つの活動をバランスよく管理していくサーバント的な関わりでメンバーの活動を支援する。
マネジメントの検証に関する3つの視点(仕事・人・関係性)で活動を検証するまた、ダブルループ学習により「前提」を問い直し、職場とメンバーの育成を実現し、次の活動へつなげる。
学びを深める進め方
正解なき時代の中で、自職場でのマネジメント道筋を練り上げるために、多くの経験と対話を通じて、たくさんのヒントを持ち帰ってもらいます。
「認知」
これから私たちが直面する未来がどのようなものなのかしっかりと見つめようとする姿勢を大切にします。
「体験」
人の成長には経験が必要不可欠です。研修というチャレンジが大いに許容される場(心理的安全性の担保)で、時間の許す限り多くの体験の場を設けています。
「対話」
参加者同士の話し合いからの気づきを大切にします。

プログラム
☆研修は2日間に分けて実施します。各日、途中で昼休憩をはさみます。
代表的な演習
シナリオプランニング体験【演習】
事前課題(「自組織の10年後」)の資料やデータを活用し、重要ドライバーの検討を通じてシナリオプランニングを体験します。講師派遣研修の実施を検討される方はこちらからお問い合わせください
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