講師派遣研修データサイエンス入門研修

DXが潮流の中で、ビジネス場面におけるデータサイエンスの活用に期待が高まっており、その活用可能性はアイデア次第で際限なく広がります。例えば、営業にデータサイエンスを活用することで、需要予測や営業活動の効率化ができるかもしれません。また、戦略に活用すれば、経営戦略を立てる際の有用な情報を発見できるかもしれません。それ以外にもいろいろな分野で応用することができると考えられます。 このようにデータサイエンスをビジネス場面で活用するには、各社の抱えている課題とデータ活用とを結び付けられる人材が必要となります。 この研修では、AI、ビッグデータ、IOTなどのデータサイエンスに関する基本や、ビジネス場面で汎用性の高いデータ解析手法をハンズオンで学びます。また、学んだデータ解析の手法を前提にしながら、自社での活用可能性を検討します。

主な対象者

以下のような課題がある企業の一般社員から管理職層

  • 自社ビジネスにおいてデータサイエンスの活用可能性を検討したい
  • DX推進に向けてデータ解析に主眼を置いたリスキリングを行いたい
  • 自社のビジネス課題をデータ解析で解決したい

研修のねらい

  • AI、ビッグデータ、IOTなどデータサイエンスに関する基本的な理解を深める
  • 実習を通じてデータサイエンスの基礎を学ぶ
  • いくつかのデータ解析手法を体験しながら、データ解析による課題解決マインドを養う

特色

ビジネス場面で汎用性の高いデータ解析手法をハンズオンで学びます

Ex.決定木

分析の目的に影響を及ぼすデータ項目を順に取り出し、行動や現象のパターンを明らかにしていくアルゴリズム。 例えば、屋外イベントに出店する飲食店が事前に食材を仕入れる関係で、イベント開催日の実施有無について、下表のような過去のデータをもとに判断したいとします。
  • イベント開催日の天気予報 天気:曇 気温:25℃ 湿度:70% 風:強
過去のイベントの実施/中止と天候の記録
過去のイベントの実施/中止と天候を記録した表拡大
上記の表を決定木で分析すると、以下のような結果が出力されます。 天気が曇の場合、「実施 4」「中止 0」という結果のため、今回のイベントの実施可能性は高いと判断できます。 ちなみに、天気が晴の場合は、湿度が高ければ中止、低ければ実施、と読み取れます。
上記の表を決定木で分析した図拡大
このように、ただデータを俯瞰して見たり、単純集計するだけでは判断できないようなデータでも、データサイエンスの分析手法を活用することで、明確な判断基準を得られる可能性があります。

プログラム

9:00 - 12:00 1.オリエンテーション
  • 研修のねらいと進め方
2.データ解析の体験演習
  • ビッグデータとAI
  • データ解析の流れ
3.データマイニングの基礎
  • データマイニングとは
  • 統計学とデータサイエンスのアプローチの違い
  • モデリングとは
13:00 - 17:00 4.データ解析ソフト『R』について

5.データ解析の体験演習
  • 規則の発見を体感する~決定木
  • 関係性の探索を体感する~ベイジアンネットワーク
6.まとめ

☆統計解析ソフト「R」をインストールしたPCを1人1台ご用意いただきます。
「R」のインストール方法や環境設定については、マニュアルをご用意しております。

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