講師派遣研修DXマインドセット研修
不確実性の高い現代、企業は「変革」を求められ、その手段としてDX(デジタル・トランスフォーメーション)が注目されています。国を挙げてDXが推進されている一方で、DXに対して後ろ向きな感情を抱く方も多いようです。
DXマインドセットとは、これまでの前提や慣習にとらわれず、 DXを推進しようという前向きな思考ができること、特に、データとデジタル技術を活用して、組織、プロセス、企業文化や風土を変革しようという思考や取り組みが自然と生まれる心理状態を指します。
DX推進には具体的なスキルセットが必要です。ただし、 スキルをうまく活用するためには、今日の変革期に適したDXマインドセットが欠かせません。
この研修では、DXの本質を理解し、DX推進のためのマインドセットを獲得するとともに、自社(もしくは自事業)のDX推進に向けた課題形成を行います。DXに後ろ向き、あるいは不安な感情を抱いている状態から、自社のDX推進状況を評価し、課題形成に積極的に関われる状態を目指します。
主な対象者
DXを推進しようとする企業・組織・団体における以下のような方
- DXを始めるにあたり、何から着手してよいか分からない。
- デジタルが「よく分からない」がゆえに、DX推進への不安感を抱いている。
- そもそもDXは自分の業界・業務に関係がないと思っている。
研修のねらい
- DXの本質を理解し、DX推進のためのマインドセットを獲得する
- 自社(もしくは自事業)に求められる、DX推進のための課題形成を行う
特色
本研修で押さえる4つの観点
データやデジタル技術をいくら活用しても、その目的が既存製品やサービス、ビジネスモデルの改善・改良に留まるのであれば、「変革」を目的とするDXとは似て非なるものです。
経済産業省では、DXを以下のように定義しています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること 出典:経済産業省「『DX推進指標』とそのガイダンス」,2019年(太字引用者)
本研修では、前述の定義に基づいて以下の4つの観点を養います。
- 1.今日の「環境変化の激しさ」に対する認識を揃えます。
- 2.データとデジタル技術の活用がもたらす「変革力」を理解します。
- 3.サイバー空間で構築されるビジネスモデルの意味を理解します。
- 4.共創がもたらす組織の変革を理解します。
DX推進に必要なマインドセットを段階的に形成
DXに後ろ向きな感情を抱いている状態から、自社のDX推進状況を評価し、課題形成に積極的に関われる状態を目指します。研修を通じて、DX推進に必要なマインドセットを段階的に形成します。
【DXマインドセット定着の3ステップ】
ステップ1 | ステップ2 | ステップ3 | |
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ねらい | ビジネスの転換期を認識する | DXの阻害要因と推進要因を理解する | DX課題の観点を理解する |
ツール | IT企業とDX企業の比較 | DX実装力簡易診断 | 事例検討 |
成果 | これまでの常識の棄却 | 新たなマインドセットの重要性理解 | 新たな判断基準の受容 |
プログラム
9:00 - 12:00 | 1.DXマインドセットの学習に向けて【オリエンテーション】 ・研修のねらいと進め方 2.不確実性時代の企業変革力【ステップ1】 ・不確実性の急激な増大 ・不確実性への対応に求められる企業変革力のアップデート ・企業変革力をアップデートする手段として期待されるDX 3.DXの本質理解とマインドセットの重要性【ステップ2】 ・事例検討を通じたDXの本質理解 ・事前アンケートを通じた自組織のDX推進の現状確認 ・DX推進に向けたマインドセットの重要性 |
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13:00 - 17:00 | 4.DX課題形成の観点【ステップ3】 ・DX推進事例をもとにした自社(自事業)の課題整理 ・ケース企業・業界のDX推進課題の形成 5.自社(自事業)の課題検討【総合課題】 ・自社(自事業)のDX推進に向けた課題の検討 ・まとめ |
【アウトプットイメージ(一部)】
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