開発背景
体感型研修Beyond~職場マネジメント編~を開発した背景として、大きく2つの要因があります。
- マネジャーとして成果を上げていくことが難しい環境になっている
- メンバーからマネジャーへと役割が大きく変わる際に、適応することが難しい
これら2つの要因からマネジャーになるための新たな学びとして体感型研修Beyond~職場マネジメント編~を開発しました。
マネジャーとして成果を上げていくことが難しい環境
プレマネジメント経験の不足(昇進前の問題)
- 組織のフラット化(係長などのポスト廃止)により、公式の役割として人を動かしながら成果を出す経験が不足している
- 職場に後輩が少なく、プロジェクトや大きな仕事を任される機会も減り、指導・育成の経験や周囲を巻き込む経験が不足している
- 仕事が細分化し、異動経験も少ないため、職場全体を俯瞰する力が養われにくい(業務の専門性は高まるが、視野が広がりづらい)
マネジメント環境の厳しさ(昇進後の問題)
- 環境変化のスピードが速く先行き不透明で、これまでの経験や“セオリー”が通用しない
- 人手不足、働き方改革に伴い、メンバーの業務を代行する等、プレイヤーとしての活動がますます増えている
- メンバー(雇用形態、年齢、国籍、価値観、働き方)の多様化、コンプライアンス(ハラスメント等)意識の高まり等を前提として職場を運営する必要がある
役割が本質的に異なるメンバーとマネジャー
実務のエキスパートとして自ら動いて成果を出すことが求められるとメンバーと、他者を通じて物事を成し遂げることが求められるマネジャーとでは本質的な役割の違いがあり、その変化に適応するためには新たな学びが必要となります。
マネジャーになるための「新たな学び」とは?
マネジャーとしての新たな役割に適応するためには、知識・スキルを習得することに加えて、プレイヤー感覚を捨て、マネジャーならではのジレンマに折り合いをつけることが重要になります。
知識・スキルを習得する
マネジメントの知識・スキルの基本を押さえる
- マネジャーに求められる役割・行動
- 職場の問題発見・解決のスキル
- コーチング、ファシリテーションのスキル
- 人事評価・コンプライアンス・労務管理の知識
- 戦略、財務・会計の知識、etc
これまでのマネジメント研修で注力してきた学習
必要な学習であるが、「マネジャーとはこういうものだ」という役割や知識を伝えるだけでは、かえってプレッシャーになってしまう。
意識を切り替える
プレイヤー感覚を捨て去る
- 自分が動くのではなく、人を動かす
- 自分の行動だけでなく、メンバーの行動に責任を持つ、etc
マネジャーならではのジレンマに折り合いをつける
- 自分で動きたいが任せないといけないという気持ち
- メンバーからよく思われたいが、いい顔ばかりできない、etc
これまでのマネジメント研修で手薄であった学習
できるだけ早い段階で、「マネジャーとしてやっていこう」という前向きな心構えをつくることが重要
導入やお見積り等に関するお問い合わせ
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