講師派遣研修体感型研修 Beyond ~若手社員編~

近年の若手社員は、新型コロナウイルス流行の影響を大きく受け、見通しの立たない抑圧された状況で学生生活を送ってきたことから、周囲の様子を伺い、リスクを避ける傾向があります。また、差をつけない教育を経験してきた人も多く、失敗したり周りと違ったりすることへの不安が大きい世代とも言えます。

さらに、テクノロジーを使いこなす一方、膨大な情報から自動でレコメンドされることに慣れており、想像力を働かせて様々な可能性を模索したり、得られた答えを自分なりに検証したりすることが苦手でもあります。

以下のように、若手社員のマインドと組織が期待する一人前としての役割遂行との間には隔たりがあります。若手社員の役割認識がこのまま周囲とズレた状態が続くと、それが“壁”となって本人の成長を阻みます。しかもこの“壁”は、本人にとってわかりづらく見えにくいというのが特徴的です。

若手社員自身と周囲の役割認識の差
若手社員自身と周囲の役割認識の差の図

本研修ではリアルな職場を疑似体験させて振り返りを何度も行うことによって、わかりづらく見えにくい「一人前の“壁”」を認識させ、意識転換を促します。

特設ページでは、若手社員が一人前の壁を乗り越えるための3つのポイントを解説しています。

主な対象者

若手社員(入社3年目~)

研修のねらい

若手社員を取り巻く仕事環境の疑似体験を通じて自分なりに「役割を果たす」ことについて認識を広げ深めていく

特色

自らの言葉で役割を考える

  1. 1.正解がない仕事のリアルを実感できる「職場体験型演習」
    • これでいいのかどうか、誰も教えてくれてない体験
    • いろいろな人がいろいろなことを言う中でも、意思決定しなければいけない体験
    • マニュアルどおりでは太刀打ちできない体験
    • 見えないところまで想像力を要求される体験
  2. 2.自ら考え抜くことにこだわった振り返り
    • 講師が教えないことで、自ら考えるしかない環境
    • 体験の結果ではなく、プロセスを振り返らせることを重視
    • 気づきにつながるように、様々な角度から投げかけられる問いかけ
    • 自分から気づくまで、何度も繰り返される問いかけ
  3. 3.ICTを活用したこれまでにない学び方
    • 受講者の判断によって状況が変わる、職場体験のシナリオ
    • 自分自身を客観視できるなど、のめりこみやすく印象に残るグループワークツール

    ■タブレット端末を用いた職場疑似体験

    ■グループワークでもICTを活用

    ☆本プログラムのさらなる特長はこちらをご覧ください。

プログラム

1日目 9:00~17:00

1.オリエンテーション

  • 研修の概要やねらい、進め方を確認する。
  • 映像職場の概要や置かれている状況を把握し、次セッションからの演習に備える

2.体験Ⅰ:職場勉強会を企画する

  • 課長から職場勉強会の企画を依頼された。職場のメンバーへのヒアリングを通じて、職場で実施するに最適な勉強会のテーマと講師役を選定する。
  • 体験を通じて得られた気づき・学びをもとに、「役割を果たす」ことについて自分なりに考え、書き出す。

3.体験Ⅱ:後輩を指導する

  • ある日、職場の先輩から、後輩の仕事ぶりへのフィードバックをもらった。後輩の指導担当者として、そのことを後輩にうまく伝えなくてはならない場面を体験する。
  • 体験を通じて得られた気づき・学びをもとに、「役割を果たす」ことについて自分なりに考え、書き出す。

4.体験Ⅲ:部門を越えた仕事をする

  • これまで接することがなかった部門と協働しなければならない。誰に相談して話を進めていけばよいのかを考え、仕事を進めていく必要がある場面を体験する。
  • 体験を通じて得られた気づき・学びをもとに、「役割を果たす」ことについて自分なりに考え、書き出す。

5.まとめ

  • 一連の体験を通じて自分なりに考えた「役割を果たす」について共有し、収束させていく。

☆本プログラムの詳細はこちらをご覧ください。研修形態の説明や他研修との組み合わせ例などを掲載しています。

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