講師派遣研修新・戦略経営シミュレーション研修

新・戦略経営シミュレーション研修では受講者が経営者となり、PCを使ってさまざまな企業活動を体験していきます。知識の充実とシミュレーション体験の両面から戦略的な思考を養い、経験を通してしか得られないビジネスマインドのステージへ受講者を導くプログラムです。

主な対象者

経営センスを身につけたい方
財務計数感覚を高めたい方

研修のねらい

  1. 企業活動の疑似体験を通じて、計数感覚を磨く
  2. 財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフ口一計算書)のしくみと見方を把握する
  3. 経営分析の手法や指標を理解する
  4. コスト意識、採算意識を身につける

特色

本研修で磨く6つのビジネスマインド

  1. 戦略マインド
    ・自社の将来像(ビジョン)を描ける
    ・将来像を具体化するシナリオ(中期計画)を描ける
  2. 財務・計数マインド
    ・財務諸表(B/S、P/L、C/F、資金繰り、利益金処分など)のしくみを理解できる
    ・コスト意識を持ち、資金繰りの必要性を理解できる
  3. 組織化マインド
    ・全体最適をめざして、部門間のコミュニケーションを円滑を図る
    ・市場動向にマッチした仕組みを作り出せる
  4. 情報マインド
    ・価値ある情報を取捨選択できる
    ・意思決定における情報の重要性を理解できる
  5. マーケティングマインド
    ・市場動向・競合状況から、マーケティング戦略を生み出せる
    ・成功・失敗事例をマーケティングの観点から考えられる
  6. 問題解決マインド
    ・戦略代替案の可能性を知り、評価できる
    ・各部門の多様な視点をいかして、問題を解決できる

1.PCによる企業経営の疑似体験

参加者は複数のグループに分かれ、企業経営の業務の時系列に沿って、情報収集と意思決定のディスカッションを繰り返しながら、グループ間経営成績を競い合います。

2.「経営者の意思決定」をリアルに再現

グループの中で、社長・営業部長・仕入部長・財務部長・総務部長などに分けて企業の意思決定を役割分担します。機能毎にバラバラな意思決定(個別最適)では経営が立ち行かないことを実感しながら、企業経営における“全体最適”の意思決定をリアルに体験できます。

3.計数トレーニングを充実

本講座ではシミュレーションを行いながら、会計制度の基本・財務諸表の構造・経営指標の算出とその意味の読み取りなどの講義・演習を盛り込み、計数を用いた客観性の高い意思決定力の向上を実現します。

4.ゲーム感覚を取り入れ参加意欲を向上

受講者から「途中からのめりこんでしまった」などのご感想をよく頂戴します。意思決定や計数知識といった堅い内容も、ビジネスゲームにちりばめられることで「活きたビジネスノウハウ」として学んでいくことができます。

プログラム

1日目

1.オリエンテーション

  • 財務を学ぶ3つの視点
  • マネジメント・サイクル

2.シミュレーション・ルールの確認

  • 基本ルールの解説
  • 第1期(創設期)の状況
  • 担当役割の決定

3.第2期の経営シミュレーション

  • 計画作りとPC入力
  • 経営結果の確認と財務諸表の作成練習

4.第3期の経営シミュレーション

5.経営結果の検討と講評

  • 損益計算書(P/L)の見方と分析
  • 賃借対照表(B/S)の見方と分析

6.第4期の経営シミュレーション

  • 経営戦略の策定方法
  • SWOT分析
2日目

6.第4期の経営シミュレーション(続き)

7.経営結果の検討と講評

  • キャッシュフロー(C/F)
  • 財務諸表の一体理解
  • 「経営目標記述書」の作成
  • 経営指標
  • 損益分岐点

8.第5期の経営シミュレーション

9.「株主総会」

  • 業績の報告
  • 体験学習の所感発表

10.振り返りと講評【仮想体験のまとめ】

  • 各社の経営状況比較
  • 財務・計数のまとめ

11.「現実の企業研修」

  • 自社および他社の財務諸表分析
  • 課題設定~ベクトル合わせ

研修の流れ(各ステップ)

4つのバージョン

シミュレーションは、研修の学習目的や受講者のレベルに応じて、4つのバージョンからお選びいただけます。
(基本版製造、基本版流通、メーカー版、マーケティング版)

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