人材マネジメント戦略
「人と組織のマネジメント」に関する理論を体系的に学習する
- 特別受講料とは
- 企業や組織を通じて通信研修を受講される場合に適用される受講料種別です。
- 標準学習時間とは
- そのコースを学習し、修了するまでの目安として設定している学習時間です。
教材構成・添削
●テキスト 1冊
●添削 2回(講師添削型 Web提出可)
【eTextあり】
テキストは、eText(電子書籍)での閲覧も可能です。
- テキスト・添削見本のご利用方法はこちら
導入のポイント
次世代リーダーを目指す方は、人材マネジメントの制度、個人として、また集団になったときの人の行動といった人材マネジメントの基本的な知識を理解した上で、さらに自社の組織戦略と連動するように、組織全体を俯瞰する視点で事象を捉え、より広い関係者を想定しながら、成果を残すための最善の解を考えていかなければなりません。このコースでは、次世代リーダーに不可欠な人材マネジメントの“理論”(根拠)を体系的に学び、ケーススタディを通じて、実践につなげる思考を養成していただきます。
ねらい
■「組織論」「組織行動論」「人的資源管理論」の知見をベースに、「人」「集団(チーム)」「組織」のマネジメントに必要な知識を身につけます。
■人材マネジメントの知識を理解したうえで、「何のための人材マネジメントか(目的)」「将来、自分としてはどのようなことを大切にしていきたい/いくべきか(理想)」を考えます。
特色
■組織戦略と連動した人的資源管理論を中心とした、「人と組織のマネジメント」に関する理論に加えて、今日的・将来的なテーマについても紹介しています。
■各章の解説では基本となる理論を学びます。その上で章末のケーススタディでは、その理論が企業や組織でどのように生かされているかを、実際の例で学習しながら考えていきます。
カリキュラム
01 HRM Strategy eText
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1.HRMの全体像 ・資源としての人とHRM ・HRMの施策とその機能 ・人事労務管理からHRMへ ・日本的経営とHRM ・SHRM(戦略的人的資源管理)とは 2.個人行動の基礎 ・人はなぜ働くのか ・欲求段階と自己実現 ・モチベーションのプロセス ・意思決定 ・個人差と多様性 3.集団のダイナミズム ・集団行動のメカニズム ・集団の罠 ・集団の知的生産性を高める ・チームワークと役割外行動 ・チームと組織マネジメントの実践 4.HRMの制度 ・HRMの制度の全体像 ・雇用管理 ・賃金管理と評価・処遇 ・職能資格制度と昇進・昇格管理 ・労使関係管理と福利厚生制度 5.組織のマネジメント ・組織とは何か ・組織行動の基礎:分業 ・組織行動の基礎:調整 ・さまざまな組織の形 ・官僚制組織 6.リーダーシップ ・リーダーの役割とリーダーシップ ・リーダーシップの行動論 ・リーダーシップの条件適合理論 ・カリスマ型・変革型リーダーシップ論 ・フォロワーに着目したリーダーシップ 7.人材の育成 ・人材育成の基本的な考え方 ・従業員の熟達とその支援 ・経験学習論と職場学習論 ・成人学習論と生涯学習論 ・学習のコミュニティによる人材育成 8.組織変革の実践 ・組織変革の難しさ ・組織変革を実現する組織学習の理論 ・知識創造理論 ・組織のパラダイム変革 ・組織開発 9.人材マネジメントの新潮流 ・ワークライフバランス ・バウンダリレス・キャリア ・プロフェッショナリズム ・越境学習 |
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特記事項
執筆
鈴木 竜太(神戸大学大学院 経営学研究科 教授)
上野山 達哉(大阪府立大学 現代システム科学域マネジメント学類 准教授)
松本 雄一(関西学院大学 商学部 教授)
北居 明(甲南大学 経営学部 教授)
その他ご注意事項
- カリキュラム・教材・受講料等は一部変更になることがあります。
- 受講料には消費税が含まれています。