データで見る!マネジャーの通信研修受講の実態

データで見る!マネジャーの通信研修受講の実態

産業能率大学総合研究所では、毎年数多くの受講者の方へ通信研修を提供しています。
企業のマネジャーや管理職は、どのようなきっかけで通信研修を受講し、その効果はどうだったのでしょうか?
2022年度の本学通信研修受講登録時アンケートおよび修了時アンケートの結果から、その実態を探りました。

1.マネジャーによる受講が多いコースは?

いずれの階層も、「革新管理者【実践】」をはじめとするマネジメント総合コース群と、次世代リーダー養成プログラム「SBCPシリーズ」が上位を占めています。人的資本が重視される昨今、「実務に役立つ職場の労務」「メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種対策」も多くの受講を集めています。

2.どのようなきっかけで受講している?

「革新管理者【実践】」をはじめとする人材マネジメントに関するコース群と、次世代リーダー養成プログラム「SBCPシリーズ」の受講のきっかけは、5割以上が指名受講でした。
「人材マネジメントや経営知識を学ぶコースは指名受講で、特定の知識・スキルを習得するためのコースは自己啓発で」という企業の教育施策の意図がうかがわれる結果となりました。

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3.受講の効果は?

アンケートの結果、「受講満足度」「能力開発度」「実務への役立ち度」とも総じて高い結果でした。

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マネジャーの皆さんが修了時に回答していただいた自由記述欄には、役に立った旨の感想を多くいただきました。
実際のお声を3つご紹介します。

「SBCP人材マネジメント戦略」受講の部長層の方

課題の設定が自社の状況に当てはまり、実践的に考える設問と添削指導が非常に参考になった。また、人材マネジメントの知識を吸収することで、実際に職場で直面する出来事に対しても俯瞰して見る姿勢を持つようになった。

「革新管理者【実践】」受講の課長層の方

新任マネジャーとして、どのように組織をつくり、部下と接するのか、過去の上司を思い出しながら受講したが、これからの時代には考え方を全く変えていかねばならないことを痛感した。相手を認め、褒めて育て、職場のモチベーションを常に高めるマネジメントを心掛けたい。

「革新管理者【基本】」受講の係長・主任層の方

自分の職位、能力に合った内容で、とても取り組みやすかった。日々の業務に追われていると、考える時間が少なくなりがちで、そこの部分にも気づかせてもらえた。今後も定期的に考える時間を設ける必要性を感じた。

2024年度 通信研修総合ガイドのご案内

通信研修総合ガイド2024

2024年度の特集テーマは「管理職の役割変化と育成」!
国を挙げて人的資本経営への取り組みが推進される中、管理職に期待される役割にも変化が見られます。管理職へのニーズが具体的にどのように変化しているのか?役に立つコンテンツが満載です。ぜひご覧ください。