導入準備(全体の検討)
1.育成方針・目的の確立
どのような育成を行いたいか考えてみましょう。誰(どこ)に、何を求めて、育成を行いたいとお考えですか?
目的を形づくるもの
各主体の想い | ●TOPや経営層の想い、ビジョン、理念 ●人材育成担当者の想い ●現場のマネジャーの想い ●社員の想い |
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背景 | ●経営課題 ●経営課題に基づく短期~中長期の人材育成ニーズ ●人事制度/教育制度の見直し |
経緯 | ●現場の教育ニーズ ●直近の課題への対処 ●時代/環境の変化への適応 |
目的の例
新入社員に | 社会人の自覚と仕事の基本を身につけてほしい |
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マネジャー候補者に | 経営指標の読み方を身につけてほしい |
営業部門 | 契約に関する法律知識を身につけてほしい |
組織全体に | 学ぶ風土を醸成したい、学びを習慣化したい |
2.育成実施上の条件の確認・整理
育成実施にあたっての条件を洗い出してみましょう。
- 他の人事制度との連携
- 教育体系全体との整合性
- 他の人材育成施策との連動、整合性
- 教育予算
- 実施への想い
これらを踏まえて…
- 通信研修の導入形態を決める(指名受講型or自己啓発型)
- 受講費用の補助率を決める
ここもチェック!!
- 組織の形(本社・支社・工場)
- 受講者の環境
- 実施側の人員体制
3.通信研修活用形態の検討/採用コース選定
ご希望の通信研修の活用形態は、指名受講型ですか?自己啓発型ですか?


4.具体的な運用方法の決定
実務へ向けて動き始める前に、実際の活動を見通して段取りをしておきましょう。
送付物

その他、組織内での検討事項
- 受講登録のお知らせ送付先
- 成績の報告先 など
お支払い方法・費用補助

受講促進・修了促進・実践促進の準備
- 受講を促す施策の準備
- 修了を促す施策の準備
- 学習結果を仕事に生かす段取り
- 継続的な学びを促す段取り