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イベントリポート 第2部:働き⽅改⾰を実現するためには【ワークショップ・カ フェ】

第1部で佐藤教授から『働き⽅改⾰』の本質的なあり⽅、目的についてのお話を伺いました。

第2部では、本フォーラムにお越しいただいた60名の参加者にそれぞれの会社の事例や現場で働く⼈の実感、⾃⾝の考えなどを話してもらいながら、『働き⽅改⾰』に対する理解を深めるためのワークショップを⾏いました。
今回のワークショップは「ワールド・カフェ」⽅式を採⽤しました。このスタイルではカフェでのおしゃべりのようにリラックスした状態で⾃⾝の考えや気持ちを気軽に話せます。また、途中で別のグループに移動して多様な意見に触れることができるので、⾃然なコミュニケーションの中で気づきや新しい発想が⽣まれるメリットがあるワークショップスタイルです。
学校法⼈産業能率⼤学 総合研究所 経営管 理研究所 マネジメント研究センター 主席 研究員 ⾼坂 ⼀郎
本学総合研究所 経営管理研究所 主席研究員 ⾼坂⼀郎がホスト役になり、以下の4つのテーマについて参加者間で話し合いました。

1)『働き⽅改⾰』として、あなたの会社ではどんなことに取り組んでいますか。その目的は何ですか。
2)会社として、職場として、個⼈として、あなたはどんな状態になれば、『働き⽅改⾰』ができていると思いますか。

3)『働き⽅改⾰』のゴールに向けて、あなたが“モヤモヤ”と感じていることはなんですか。
4)その“モヤモヤ”を打ち消すために、あなた⾃⾝が⼀歩踏み出したいことはなんですか。
模造紙やミーティングラベルを使いながら、これら4つのテーマについて各々の現状や事情や課題をグループ内でざっくばらんに対話します。

その後、他のグループを回ってさまざまな⾒聞を集め、賛同したり共感した場合は、「いいね!」シールや「だよね!」シールをその意⾒に貼り、またグループに戻って報告しあうというセッションを繰り返します。
このフォーラムに参加しているのは、年齢、性別、業種、役職、会社の規模も異なる背景を持った⽅々です。

「うちの会社はこうです」「わたしのいる職場はこうです」「ぼくはこう感じています」と本当にさまざまな取組
や考え⽅に触れることができます。
同時に「わかる!」「うちだけじゃなかった!」と、働く背景は違っても共感、共有できる考えや意⾒があります。
それぞれのテーマで、なかなか話が終わらないほど活発に互いの情報交換がなされていました。

中でも多くの「いいね!」の賛同を集めた企業の取り組みを⼀部ご紹介すると、「業務の棚卸しを⾏い、捨てる仕事、そのままでいい仕事、効率化する仕事に分けて各⾃で取り組む」というものです。

この取り組みを発表した会社は、⻑時間労働はない環境でしたが、『働き⽅改⾰』の目的として、本当に競争⼒につながる仕事、他社と差別化できる仕事をしっかりと⾒極め、今後の競争基盤の変化に対応していく組織づくりをめざすという考えがあり、参加者からはなるほど、⼤事だよねという声が聞かれました。

また、ある参加者の「トップから管理職、そして現場へと『働き⽅改⾰』の指⽰が降りてくるときに、管理職によって納得度が違うため、現場には目的ではなく⼿段だけが伝わってくる」との“モヤモヤ”には多く「だよね!」シールが貼られていました。

SANNOでは、『働き⽅改⾰』をテーマにしたセミナーやフォーラムを各地で開催していますが、どの会場でも非常に⾼い関⼼が寄せられています。

私たちは、何が正解で、こうすべきだ、こうしなくてはならないというものをお伝えするのではなく、各企業でどういう⼯夫をしているのか、どういうことで悩んでいるのかという⽣の意⾒を情報交換することに意味があると考えています。それは、すでに『働き⽅改⾰』を学ぶというステージから、実践するというステージに時代は動いているからです。

本フォーラムでも上記のように多くの情報や意⾒が交わされ、参加者はそれぞれの課題解決へのアプローチやヒントをしっかりと⾒いだしていました。