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英語学習の素朴な疑問Q&A「第2回 相手の言っている英語がわからない! こんな時どうすれば?」

─「おもてなし英会話入門」通信講座監修 ─
佐野なおこ先生の英語学習Q&Aシリーズ!その2


英語学習をがんばっている皆さん、日々の勉強のなかでふとした疑問が出てくることはありませんか?正しい発音のコツやとっさの一言、英語 スキルを効率よく上げるコツなど、あげてみるとキリがありません。

第2回の今回は、英会話で言っている英語が聞き取れなかったときの、相手を不快にさせない「とっさの一言」についてお話しします。


佐野なおこ

横浜サワディーブリッジ代表
タイ・バンコク元ホテルコンシェルジュ。

横浜・関内で接客英語を中心としたマンツーマンレッスン、英語やタイ語の個別指導会、タイ語会話講座を開催。
商工会議所での接客英会話、手書き英語POP研修の経験が豊富。
産業能率大学通信講座「おもてなし英会話入門」監修。
執筆著書「とっさに使える カンタン接客英会話」

今回の質問は…

相手の言っていることがわからない(聞き取れない)時はどうすればいいですか?

佐野なおこ先生

たしかに、外国人にちょっとでも英語で話しかけて、英語でワーッと返されたらどうしようと思いますよね。

でも、コミュニケーションはお互い様なので、自分も相手も互いを理解する努力が必要です。

慌てないように!と頭でわかっていても、急に知らない英語表現を沢山話されたらアワアワと慌てて何も返事ができないかもしれません。

お互いに沈黙して、変な空気が流れるのは避けたいですね…。

佐野なおこ先生

だから、相手の言っていることがわからないときは、素直に「分からない」ことをはっきりと伝えましょう。

とっさの一言で「分からない」と言ってしまうとちょっと乱暴なイメージになりそうですが…。

I’m afraid I do not understand what you mean.

恐れ入りますが、おっしゃっている意味が分かりません。
(直訳: あなたが意味していることが分かりません。

佐野なおこ先生

I’m afraidは、日本語の「恐れ入りますが」にあたる「クッション言葉」です。

少し言葉を加えただけで、印象が変わった気がします!

佐野なおこ先生

「クッション言葉」を使うことで、相手に心の準備をさせることができます。いきなり「仰っている意味が分かりません」と言ってしまうと、その場の空気が重くなることがありますよね。

言語を問わず、大人同士の会話にはクッション言葉は必要です。

確かに、「あなたのことを理解したい」という姿勢を感じさせることはスムーズなコミュニケーションには必須ですよね。

佐野なおこ先生

日本人のお客様相手だと、聞き返しをすることでお叱りを受ける場合もありますが、海外からのお客様とは「お互い言葉が分からない者同士」がベース。「通じたときがラッキー」なのです。

分からなくても相手の話を聞こうとする姿勢を持ち、日々経験を積んでいきましょう。

なるほど。「通じないとダメ」と思うよりも心持ちがずいぶん軽くなります!

佐野なおこ先生

そして、なにより大切なのは日々のトレーニングのしかたです。

まず、連載第1回でも述べたように、単語発音時は日本語の「アイウエオ」への加工をやめ、英語ならではの音で発音します。フレーズの練習は、抑揚、リズム、スピード、全て音源の真似をしてください。

ひたすらマネをして、音源をそっくり再現するようなイメージですね。

佐野なおこ先生

この発音とフレーズ読みの練習は、英語を話す人に近い状態で発する練習です。それによって、「英語を聞き取る耳」も育ちます。

繰り返し続けることで、聞き取れることが多くなると、ますます英語でコミュニケーションをとるのが楽しくなります。

話す訓練が聴きとる訓練にもつながるんですね!そう考えるととてもおトクに英語力を伸ばせる気がします。

佐野なおこ先生

ネイティブ・スピーカーをはじめ、英語圏に住む人たちは、日々英語を習慣的に話しています。言語は習慣化することで身についていきます。

私たちは日本に住んでいますが、毎日5~10分でも英文音読を習慣化しましょう。たとえ5分間の英文音読でも、積み重なると想像以上に大層なボリュームになります。

私も細々と英文を日々発音しています。

英語を習慣化させることがなにより大事だということがよくわかりました。

はじめのうちは相手の英語を聞き取れずに申し訳なく思っても、今日学んだ“I’m afraid~”で諦めずにチャレンジしてみようと思います。ありがとうございました!

はじめから完璧に英語を話せる、なんて人はどこにもいません。
英語の音読を少しずつ習慣化して、わからない表現に対してもあきらめずにわからない意思をしっかり伝えることが大切なんですね。

次回の疑問は「大人になってからでも本当に英語は身につきますか?」です。
大人になってから外国語を勉強し始めるのは勇気が要るもの。仕事のためにタイ語をマスターした佐野先生ならではの経験をもとに、効果的な言語学習のコツについてお話しします。お楽しみに!