2023年度 新入社員の会社生活調査(第34回)

2023年度 新入社員の会社生活調査

調査概要

2023年度の新入社員を対象に、就職活動の実態や仕事観、働く意欲や新社会人としての意識、将来のキャリアなどに関するアンケートを実施しました。

本学では同調査を1990年度から実施しており、本年度で34回目となります。

  • 調査期間:2023年3月29日~4月19日
  • 対  象:本学開催の新入社員研修の受講者
  • 調査方法:オンラインによる回答肢選択方式
  • 有効回答:316人(男性225人・71.2%/女性88人・27.8%/答えたくない3人・0.9%)

注目データ

35歳時点での理想の年収額は?・・・加重平均値 過去最高の7,273,642円

本年度の新入社員に35歳の時点での"理想の年収"を尋ねると、「600~700万円未満」が20.8%で一番多く、次に19.5%の「500~600万円未満」が続きました。

「300万円未満」が2.2%いる一方で、「2,000万円以上」も2.9%いるなど、幅広く理想の年収を挙げています。

この結果、加重平均値では7,273,642円となりました。

コロナ禍において新入社員となった2021年度の過去最低(5,593,254円)から昨年度大幅に上昇した6,953,122円をさらに約32万円上回り、過去最高を更新しました。本年度の新入社員は収入面において高い理想を持っているようです。

35歳時点での理想の年収 加重平均値経年比較35歳時点での理想の年収 加重平均値経年比較拡大
35歳時点での理想の年収35歳時点での理想の年収拡大

ジョブ型とメンバーシップ型、どちらを望む?・・・「ジョブ型」27.8% 「メンバーシップ型」22.5%

ジョブ型雇用制度とメンバーシップ型雇用制度ではどちらを望むかでは、「ジョブ型」が27.8%、「メンバーシップ型」が22.5%となりました。昨年度は「ジョブ型」雇用よりも「メンバーシップ型」雇用を求める傾向にありましたが、本年度はその傾向が逆転し、より具体的な役割と成果に基づく「ジョブ型」雇用を好む傾向にあることが読み取れます。なお、会社側の雇用制度に準じる「どちらでもよい」は31.3%、「わからない」とする回答は18.4%でした。

ジョブ型とメンバーシップ型、どちらを望む?ジョブ型とメンバーシップ型、どちらを望む?拡大
ジョブ型とメンバーシップ型、どちらを望む? 経年比較ジョブ型とメンバーシップ型、どちらを望む? 経年比較拡大

会社に副業制度があった場合、どの程度利用したい?・・・「利用したい」40.8%(過去最高)

近年、導入する企業が増えてきた"副業制度"について、どの程度利用したいかは、「利用したい」が40.8%で過去最高となりました。「どちらかといえば利用したい」の41.1%を合計すると"利用したい"という意向があるのは、81.9%となっています。

この副業制度を"利用したい"という回答は、過去最高だった昨年度(82.8%)から1.7ポイント減りましたが、この調査を開始した2018年度以降、依然として増加傾向にあり、2年連続で8割以上が"利用したい"としています。