【事例紹介】株式会社⽇⽴ハイテクソリューションズ 新⼊社員合宿研修ビジネス実践コース

ご担当者・ご参加者インタビュー

ご参加いただいたセミナー:2010年度「新⼊社員合宿研修ビジネス実践コース」

『グループメンバーのフィードバックで意外な側⾯を発⾒できました。実は今、仕事でそれが活きているんです。』
株式会社⽇⽴ハイテクソリューション ズ管理グループ⼈事総務部 採⽤教育 労務グループ 久村 健⼈ 様

ご参加者インタビュー

― 現在のお仕事は? ―

新卒採⽤と教育が主な仕事です。
新卒採⽤は予算編成、採⽤計画、イベントでのプレゼン、説明会の実施、⾯接、内定者フォローまで年度の採⽤すべてに携わっています。教育に関しては当社の場合、教育委員会と分科会が設置されています。そこに事務局として参画して、教育企画を⾏っています。実際の研修は私たちが中⼼となって運営しています。

― 研修で思い出に残っていることは? ―

グループワークで他社の⼈と討議したことが⼀番印象に残っています。
その当時は正直、競争意識があり、⾃分がグループを引っ張りたいという気持ちがありました。
ただ、研修が進むにつれてリーダーシップをとる⼈もいるし、フォロワーにまわる⼈もいるし、書記で活躍する⼈もいました。⾃分の特性にこだわらなくても、役割が⾃然と巡ってくることに気がつきました。アウトプットを出すためには、⾃分の特性に合わない役割も経験し、周囲と協調する必要があることを実感できました。
唯⼀の⼼残りが、他社の⼈に対して夜の懇親会のお誘いができなかったことです(笑)。

― 仕事で活かされていることは? ―

⾃⼰分析では⾃分はリーダーシップをとりたいという傾向が出ていましたが、グループメンバーのフィードバックにより、⾃分にフォロワー的な⾯があることを発⾒できたことです。
現在の仕事では⾃分がフォロワーの役割を果たすことで場が上⼿くまわることがあります。
具体的にはメンバーを⽀援したり、他者の話を最後まで聞き、話がこんがらがってきたと感じた際に⼀旦要点をまとめて整理したりすることを⼼がけています。

― 仕事における“当たり前”とは? ―

仕事において成果を意識することです。私は管理部門に所属していますので、私にとってのお客さんは社員の⽅だと思っています。
社員の⽅と接するときもお客さんとして意識することで⾏動も変わり、従業員満⾜という成果は違ったものになると感じています。

研修企画ご担当者様インタビュー

久村様は、新⼊社員セミナーのご参加者でいらっしゃいましたが、現在は研修企画をご担当されています。
今度は研修企画担当者としてお話を伺いました。

― 新⼊社員研修の全体像と今回研修の位置づけについて教えてください ―

当社は4⽉に合併したばかりの会社なので、新⼊社員研修については2つの特徴があります。
私の所属していた会社は営業がメインの会社でした。こちらの会社は研修期間が短く、主には職場でOJTを中⼼に育成します。もう⼀⽅はSEがメインの会社です。こちらは研修の期間は⻑く、技術教育を主に実施していました。
割合で⾔いますと内部研修が7割、外部研修が3割くらいの研修です。外部利⽤は主にビジネスマナーなどになります。実際、お客様訪問の機会も多いので、名刺交換や挨拶は確実に⾝につけてもらいます。
ビジネスマナーは社内で実施すると締まりがありません。
現場からもビジネスマナーはしっかり⾝につけてほしいという要望があります。
研修企画担当としては社内では教えられないきっちりした空気の中でいろんなことを学んでほしいと考えています。あと、公開セミナーは同世代の新⼊社員が集まるので、そこは良い刺激になります。他流試合のような意味合いもあります。

― 新⼊社員研修の特徴はありますか? ―

私が所属していた会社の話になりますが、新⼊社員研修は2週間しかありません。
研修内容はグループ会社の研修、私たちが担当する社内システムや制度の研修、そして外部に派遣するビジネスマナーなどです。そこからは現場に配属されてOJTとなります。
研修期間が短いのは、営業は現場で得られるものが多いと考えているからです。
新⼈の場合、先輩の営業担当と同⾏をして、打ち合わせの議事録を作成することが主な仕事になります。議事録⼀つとっても、お客様の⾔われることを正確に把握して、要点を整理して関係者に伝えるトレーニングになります。
実際1年目の後半に⾏うフォロー研修で新⼈に会うと、⾔葉遣いやマナーなどが⼤きく変わっています。やはり、現場で成⻑していることを実感できます。

― 産能マネジメントスクールをお選びいただいた理由は? ―

それは私⾃⾝が実際に参加してみて良いと思いました。
まず宿泊を伴うため同期同⼠の仲が深まります。
先ほども話にあがりましたが、私の時は他社との懇親会はできませんでしたが、同期とは毎晩部屋で飲みながら話をしました。また、他流試合の要素があって、研修も気づきを与えてくれる内容になっています。
当然ながら当社が必要としているマナーを⾝につけることもできます。
当社が欲しい要素を包括的に踏まえているからです。