日本企業のミドルマネジャー調査報告書

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調査概要

本調査では、ますます先行きが不透明になっていく時代に、日本企業におけるミドルマネジャーが職場でどのようなマネジメントを実施しているのかを明らかにすべく、マネジャーを取り巻く職場の状況や悩み、能力開発課題に加え、マネジメントにおける価値観や行動など、さまざまな切り口で調査しました。
本調査が企業・団体におけるマネジメント教育を再考する際の一助になれば幸いです。

なお、本調査報告は調査結果の第1弾として、まずは事実ベースでの報告となります。後日、第2弾として、本調査結果を2次分析(多変量解析など)し、さらに踏み込んだ内容の報告を予定しています。

  • 調査期間:2020年2月12日~14日
  • 対  象:正社員の部下を1名以上もつ、30~50代の日本企業の課長
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 有効回答:897件

注目データ

日ごろ多く時間を割いている業務は「資料作成(社内向け)(44.0%)」
本来なら最も時間を割くべきだと思う業務は「部下とのコミュニケーション(64.4%)」

「日ごろ多く時間を割いている業務」と「本来なら最も時間を割くべき業務」とのギャップ(「本来・・・」と「日ごろ・・・」の差)でマイナス面※1に大きかったのは、「資料作成(社内向け)」:-36.0%、「会議」:-27.0%でした。
一方で、プラス面※2のギャップが大きかったのは、「戦略や方針の策定」:24.4%、「部下とのコミュニケーション」:24.3%でした。

※1 日ごろ多く時間を割いている業務だが、本来時間を割くべき業務ではないもの。
※2 日ごろ時間を割けていないが、本来もっと時間を割くべき業務であるもの。

リーダーシップの発揮スタイルについては、「A:率先垂範型(47.9%)」「B:支援型(52.2%)」が拮抗

全体的には「A:人の能力や資質は、努力次第で必ず伸ばすことができる(74.1%)」、「A:人は本来、仕事を楽しみ、責任を受け入れ自ら考え動く存在だ(71.8%)」「A:部下を育てる上では、強みを伸ばすことが重要だ(78.9%)」など、肯定的な価値観をもった回答が多数でした。
また、評価については、「A:個人の成果はチーム全体の成果と連動して評価されるべきだ (61.8%)」と回答した割合が多くを占めました。

回答者の半数以上が「職場メンバーの成長を支援するだけでなく、自らも学び続けている(53.0%)※3

次いで、肯定的な回答※4が多かった項目は、順に「職場メンバー個々の学びを共有することを促している(47.3%)※3」、「職場メンバーの自己啓発(研修受講など)を促している(46.4%)※3」でした。 従業員規模別でみると、「職場メンバーの自己啓発(研修受講など)を促している」と「職場メンバー個々の学びを共有することを促している」の2項目については、「1,000名以上3,000名未満」の半数程度が肯定的な回答※4をしており、他の従業員規模に比べ最も高い回答割合を占めました。

※3 「ややあてはまる」「あてはまる」の合計
※4 「ややあてはまる」または「あてはまる」と回答

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