上場企業の部長に関する実態調査

調査概要

従業員数100人以上の上場企業に勤務し部下を1人以上持つ部長を対象に、職場の状況や部長自身の意識などに関するアンケートを実施し「上場企業の部長に関する実態調査」としてまとめました。

【調査期間】2019年3月20日~3月27日
【調査対象】従業員数100名以上の上場企業に勤務し、部下を1名以上持つ部長
【調査方法】インターネット調査
【回答企業数】336名(男性332名、女性4名)

注目データ

3年前と比較した職場の状況「業務量が増加している」がトップ

3年前と職場の状況を比較してもらったところ、1位は「業務量が増加している」、2位は「コンプライアンスのために制約が厳しくなっている」、3位は「成果に対するプレッシャーが強まっている」となりました。

あなたが 管理する職場の状況は、3年前と比べてどのように変化していますか?(複数回答)

95.8%がプレイングマネジャー

現在の仕事におけるプレイヤーとしての役割を、「0%(なし)」から10%刻み(「1%~10%」、「11%~20%」…)で尋ねました。プレイヤーとしての役割が全くないのはわずか4.2%で、95.8%の部長がプレイヤーとマネジャーを兼務しています。加重平均を算出したところ39.9%となり、部長の業務の約4割がプレイヤーとしての仕事になっています。ちなみに課長調査では、98.5%がプレイヤーとマネジャーを兼務しており、プレイヤー業務の加重平均は49.1%でした。

現在のあなたの仕事におけるプレイヤー としての仕事の割合はどの程度ですか?

組織から最も期待されているのは「職場運営の方向性を明確に示すこと」

部長として組織から期待されていることについて尋ねたところ、1位は「職場運営の方向性を明確に示すこと」、2位は「長期的なキャリアを見据えた部下育成」、3位は「メンバーに適切に業務を分担すること」となりました。この中では、1位の「職場運営の方向性を明確に示すこと」が突出しています。

あなたが部長として、「組織から最も期待されていること」は何だと思いますか?

部長としての悩みは「部下がなかなか育たない」

部長としての悩みについて複数回答で尋ねたところ、1位は「部下がなかなか育たない」、2位は「部下の人事評価が難しい」、3位は「職場の(or自分の)業務量が多すぎる」となりました。「悩みは特にない」という部長も15.8%いました。

部長として悩みを感じていることはありますか?

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第1回 上場企業の部長に関する実態調査

上場企業の、部長に関する実態調査

他にも様々な項目についてご回答いただき、集計結果をご報告しております。課長の調査結果との比較も掲載しております。