英語のカリスマ安河内先生が答える英会話学習Q&A

プロフィール

安河内 哲也(Yasukochi Tetsuya)

上智大学外国語学部英語学科卒業。
東進ハイスクール講師として、英語が苦手な多くの受験生を難関大学への合格に導いている。
また近年は、さまざまな企業の英語研修も手がけ、社会人の短期間での英語力アップのための指導を行っている。

自身も英語の勉強を続け、英検1級、国連英検特A級、通訳案内士国家試験など、英語の様々な資格を持つ。
著書は語学書・学習参考書を中心に100冊を超える。

※所属・肩書き・写真は掲載当時のものです。

安河内哲也 氏の写真

主な著書

  • 『できる人の勉強法』(中経出版)
  • 『ゼロからスタート英文法』(Jリサーチ)
  • 『大学受験 受かる人の「勉強法」作戦』(東京書籍)

英会話学習Q&A

  • Q1 英語を話そうとすると、英単語は出てくるのですが文章を作ることができません。何かよい練習方法はありますか?
  • A1 言いたいことが文章にならないのは、自分の意思を表現する基本的なフレーズのストックが不足しているからだと思います。英会話では、いろいろな場面で応用可能な文章の定型パターンや、丸暗記してすぐに使えるフレーズをある程度覚えておく必要があります。
    通信研修「~英語がドンドン口から出る!~瞬発スピーキング」では、そのような文章を、3段階のステップ(「Listen(聴く)」⇒「Repeat(まねる)」⇒「瞬発!(英訳する)」)で練習することで、無理なくスムーズに覚えて、使いこなせるようになります。
    このような練習を何度も繰り返すことで、実際に英語を使う場面になったときでも、文章の形で英語を発話できるようになりますよ。
  • Q2 1日何時間ぐらい学習すればよいでしょうか?
  • A2 基本的には1日20分、週4日間のペースでトレーニングを行ってください。ただ、どうしてもお仕事の関係などで休まなくてはならない場合は、週末に挽回すれば大丈夫です。
    英会話の勉強で最も残念なことは、ペースがつかめず途中で学習を止めてしまうことです。
    そうならないために、あまり完璧主義にならずに、たまに休んでも気にせず、とにかく少しずつでも継続して学習するようにしましょう。
  • Q3 1日15文の英文を覚えるのは少し大変だと思いますが、大丈夫ですか?
  • A3 通信研修「~英語がドンドン口から出る!~瞬発スピーキング」は、1日15文の文章をただ闇雲に丸暗記するわけではなく、文法項目や発話意図に沿って、5文毎に覚えていくので、非常に効率的です。
    例えば、文法項目が「be動詞を使った文(現在形)」の場合は、「I'm~.」(私は~です)の文章が5つ、「I'm not~.」(私は~ではありません)の文章が5つ、「Are you~?」(あなたは~ですか)の文章が5つ、という形でまとめられています。
    5文毎に同じパターンの文章が続くので、暗記があまり負担にならないと思います。
  • Q4 声を出す練習は苦手なのですが、やらないといけないでしょうか?
  • A4 英会話の力は、テキストを読んだり、CDを聞き流すだけでは絶対に身につきません。
    英語を話せるようになるには、基本文をテキストで見て知っているだけでは駄目で、それを瞬時に使いこなす必要があります。そのためには、基本文を何度も声に出して体に染み込ませる口頭練習が必要不可欠です。
    野球選手が何度も素振りをして、バッティングの型を体に染み込ませるのと同じように、英語も何度も声に出して、会話の型を体に刷り込む必要があります。その回数は多ければ多いほど、実際の場面での会話力も向上していきます。
    英会話を習得した方が異口同音に「英文を声に出して練習する」ことの大切さを述べているのはそのためです。英会話の習得に特別な能力は必要ありません。
    通信研修「~英語がドンドン口から出る!~瞬発スピーキング」のように正しいステップに沿った練習を重ねれば、誰でも英語が話せるようになるのです。
  • Q5 発音が上手くなりたいのですが、何か良い方法ありますか?
  • A5 まず、通信研修「~英語がドンドン口から出る!~瞬発スピーキング」教材のCDを聞き、ネイティブスピーカーの発音を真似して何度も口に出してリピートすることをお勧めします。初めはうまくいかなくても、「ものまね」をする感覚で何度も練習を重ねれば、徐々に発音は上手くなっていきますよ。
    英語圏の俳優で好きな人がいる場合は、その人の映画のセリフをまねて言ってみると、発音は更に良くなります。また、通信研修「~英語がドンドン口から出る!~瞬発スピーキング」教材の「応援メッセージ」でご紹介した発音記号についても、何度も復習して、しっかり読めるようにすることもお勧めします。