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『問題解決の視点から見た管理技術の貢献』

問題解決とは?

心理学において「人間がどのように問題を解決するのか?」という問いは、人間の思考を構成する「推論(与えられた情報に処理を加え、新しい情報を生み出すこと)」と並んで双璧をなす大きな研究ジャンルである。

心理学では、問題は『生活体(人または動物)が、(1)ある目標に到達しようとしているか、あるいは現在の状況を変更して現在とはまったく異なる状況にしようとしているが、(2)そのような試みがただちに成功せず、(3)行動の可能性が2つ以上(一般には多数)存在しているような状況』と定義される。

上記の問題の定義を前提とするならば、問題解決は「問題が存在する場面において、目標に到達するための手段を見いだすこと」と表現できる。



問題解決を説明するのに便利なのが右図で紹介する“問題空間”というモデルである。

この「問題空間」モデルを使用すると、問題解決とは「初期状態からさまざまな状態を経てゴールへとたどり着く経路、あるいはオペレーター群を探索すること」と表現することができる。

    ものづくりにおける管理技術の貢献

    ものづくりにおける問題解決において、管理技術の貢献は、主に「問題空間の描写」として考えられる。

    つまり、ものづくりでは管理技術を駆使する中で、問題空間に関する情報を集めて組み合わせ“解ける形に加工する”のである。これを貢献の内容で区分するならば、以下のようなものが挙げられる。

    貢献1:「問題」発生への気づきの促進
    貢献2:「初期状態」の描写の精緻化
    貢献3:スキーマ活用の前提の整備
    貢献4:理想状態の設定における参考情報の提供
    貢献5:問題解決策案出のための参考情報の提供

    これらの内容をよく意識しておくことで、より実践度の高い管理技術の活用が可能となるだろう。

    時折、改善活動の形骸化や提案活動の不振を嘆く声を聞く。しかしその理由として、管理技術の本来の意図(問題解決への貢献内容)を自覚しないまま活動が展開されている可能性があることは否めない。

    現場の真の問題解決の一助として、ぜひ管理技術を活用していただきたい。

    学校法人産業能率大学 総合研究所 経営管理研究所 山田 弘道

    ※所属・肩書きは掲載当時のものです。

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