調査報告書
調査概要
従業員数6名以上の企業経営者(経営トップ)を対象に今年(2020年)の最優秀経営者は誰かを尋ね、その結果を「社長が選ぶ今年の社長」としてまとめました。この調査は2008年から実施しており、今年で13回目となります。
- 調査期間:2020年11月20日~11月24日
- 調査対象:従業員数6名以上の企業経営者
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:555
2020年の「今年の社長」は豊田章男氏が選ばれました。
ランキングTOP5
今年の社長ランキング10位のうち、TOP5をご紹介します。 詳細をご覧になりたい方は、ページ下部のPDFファイルからご確認ください。
※クリックorタップすると投票理由を確認できます。
※( )内は前回順位/法人格略

- 時代の先を考えながら、地球環境に取り組む熱意
- カーボンニュートラル実現に向け、これまでの自動車開発の改革に加え、ウーブンシティの実証実験を開始するなど先頭に立って走り続けている
- エコカーの多面展開を実行しており、半導体不足の中でも生産水準を短時間で回復して半期1.5兆円の利益を確保した
- 人望も含めてワクワクさせてくれる
- 自社株買い1兆円にはびっくりした
- 物事をグローバルに考えて実行しているところと幅広い投資戦略
- 大手企業の元社員を働きやすい意見の通りやすい職場環境で、再び生かし利益を上げている
- 顧客第一主義の素晴らしい商品開発と好業績の維持
- 面白い商品を多数出し、CMも力を入れていて素晴らしい
- 実用性と機能性にこだわった商品開発をされているが、レディース向けのきれいで使い勝手の良いデザインがあり、店舗数を増やしている
- 社員の育成、待遇などで成長を加速させている
- コロナ禍でも積極出店、低価格で高品質
- 買収した赤字企業を黒字化して企業拡大を続けている
- コロナ禍でもM&Aを積極的に行い、業績を伸ばしている
- 常にあるべきビジネスモデルを設定し、体現するために邁進している
- コロナ禍でも順調に販売と利益を伸ばしている
- 海外進出も積極的に行っており、社員雇用も増えている
- 世界的に着実に成長している
豊田章男氏が5年ぶりに「今年の社長第1位」に返り咲き
2020年の「今年の社長」第1位には、豊田章男氏(トヨタ自動車)が5年振りに選ばれました。豊田氏は、2015年に第1位になって以来、昨年まで4年連続で2位でした。1位になるのは通算で2回目となります。コロナ禍において業績の上方修正を発表したことが大きなインパクトを与えるとともに、未来志向の経営理念が高く評価されました。また、自らが前面に出て語り掛ける姿勢が共感を呼んでいます。
アンケート回答者の年齢を「40代以下(112名)」「50代(210名)」「60代以上(233名)」に分けて集計したところ、豊田氏は全年代でトップの支持を得ています。

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