調査報告書
調査概要
従業員数が6人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に今年(2021年)の最優秀経営者は誰かを尋ね、その結果を「社長が選ぶ 今年の社長」としてまとめました。この調査は2008年から毎年実施しており、今回で14回目となります。
- 調査期間:2021年12月3日~12月6日
- 調査対象:従業員数6名以上の企業経営者
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答:558
2021年の「今年の社長」は?
ランキングTOP5
今年の社長ランキング10位のうち、TOP5をご紹介します。 詳細をご覧になりたい方は、ページ下部のPDFファイルからご確認ください。
※クリックorタップすると投票理由を確認できます。
※( )内は前回順位/法人格略

- 時代の先を考えながら、地球環境に取り組む熱意
- カーボンニュートラル実現に向け、これまでの自動車開発の改革に加え、ウーブンシティの実証実験を開始するなど先頭に立って走り続けている
- エコカーの多面展開を実行しており、半導体不足の中でも生産水準を短時間で回復して半期1.5兆円の利益を確保した
- 人望も含めてワクワクさせてくれる
- 自社株買い1兆円にはびっくりした
- 物事をグローバルに考えて実行しているところと幅広い投資戦略
- 大手企業の元社員を働きやすい意見の通りやすい職場環境で、再び生かし利益を上げている
- 顧客第一主義の素晴らしい商品開発と好業績の維持
- 面白い商品を多数出し、CMも力を入れていて素晴らしい
- 実用性と機能性にこだわった商品開発をされているが、レディース向けのきれいで使い勝手の良いデザインがあり、店舗数を増やしている
- 社員の育成、待遇などで成長を加速させている
- コロナ禍でも積極出店、低価格で高品質
- 買収した赤字企業を黒字化して企業拡大を続けている
- コロナ禍でもM&Aを積極的に行い、業績を伸ばしている
- 常にあるべきビジネスモデルを設定し、体現するために邁進している
- コロナ禍でも順調に販売と利益を伸ばしている
- 海外進出も積極的に行っており、社員雇用も増えている
- 世界的に着実に成長している
豊田章男氏が「今年の社長第1位」2連覇
2021年の「今年の社長」第1位には、豊田章男氏(トヨタ自動車)が2年連続で選ばれました。豊田氏が1位になるのは通算で3回目となります。水素エンジンなど時代の先を見据えた取り組みが高く評価されるとともに、社会との共存を志向する経営理念に賛同する声が集まりました。 アンケート回答者の年齢を「40代以下(170人)」「50代(231人)」「60代以上(157人)」に分けて集計したところ、豊田氏は全年代でトップの支持を得ています。
初のトップ10入りは2人
今回、初めてトップ10入りしたのは、7位のイーロン・マスク氏(テスラ)と10位の高田旭人氏(ジャパネットホールディングス)の2人でした。 選出理由として、マスク氏は革新的な事業推進とゲームチェンジャーとしての経営手腕など、高田氏はカリスマ経営者の跡を継いでの合理的な経営施策や地域創生への取り組みなどが挙げられています。

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