人事担当者基本研修(通学)
人事労務の専門家である講師による法律のポイント解説や実務演習に加え、問いかけに対して参加者同士で取り組む形式で実践的に学びます。
- 参加費
- 82,500円(税込)
主なターゲット層
新任の人事・労務部門スタッフ、および人事の仕事を基本から体系的に見直したい方
こんな方におすすめ
- 自分の役割だけでなく、人事の業務全体を知りたいと考えている方
- 配属されたばかりで、人事の業務をこれから始めるという方
セミナー概要
企業の人事担当者において、人事労務関連法令や裁判例を正しく理解しておくことは不可欠です。しかし、法令や裁判例を断片的にしか理解していないために、間違って解釈・運用されていることも少なくはありません。
このセミナーでは、人事労務の専門家である講師が、わかりやすく身近な事例を用いてポイントを中心に人事労務関連法令や裁判例の解説を行います。そのうえで「メンタル不調の社員に専門医の受診を指示できる?」「個人情報である健康診断結果を上司は見ることができるか?」「怒鳴るとパワハラになる?」など、人事担当者が間違いやすいポイントを中心とした講師からの問いかけに対して、参加者間のグループワークで解答を検討していただいた後に、講師から解説しますので、興味深く学習していただくことができます。
学習効果・ねらい
- 人事が知っておくべき知識や最近の人事に関する動向を知る
- 既存の法律や制度ができた背景や考え方を知る
- 人事に必要な法律知識や最近の裁判事例、行政通達を学ぶ
- 人事制度や仕組みについて、欧米や国際的な基準と日本の違いを知る
- 他社人事担当者との情報交換・意見交換により新たな気づきを得る
いま、人事担当者が知っておくべき知識や情報が、募集採用から退職管理といった基礎的知識だけにとどまらず、多様性との調和やメンタルヘルス、ハラスメント、在宅勤務等々の知識や情報といった様々な分野に広がっています。これらは、法令だけではなく、人事特有の専門的な知識や対応、肌感覚といった文章にはできないものも要求されます。
本セミナーは、人事労務の専門家である講師による、人事労務に関する実際の事例対応や法律、裁判例の解説とともに、講師の投げかけた問(とい)を参加者間でディスカッションして解答を検討する時間を多くとるなど、受講者が社内で起こりうる問題に対して、合法的かつ現実的に対応するスキルを習得していただくことに重点を置いています。
開催基本情報
日程 |
2026/09/15~2026/09/16
2026/11/12~2026/11/13 |
|---|---|
開催形態 |
通学(代官山キャンパス) |
参加費 |
82,500円(税込) |
事前学習・準備 |
セミナーにおける学習効果を高めるために、事前アンケートの記入をお願いします。ご記入いただいたものは、当日ご提出ください。 |
備考 |
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プログラム
| 日程 | 主な内容 |
|---|---|
| 1日目 10:00 - 17:00 |
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| 2日目 10:00 - 17:00 |
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講師メッセージ
人事は“ヒト”を生かすための部門です。しかしながら、“ヒト”を生かすための、画一的な制度はありません。
このセミナーでは、人事に必要な法律知識や裁判事例、コンプライアンスに関わる根幹をお話しします。また、現在どのような制度があり、その制度ができた背景や考え方も知っていただきます。人事制度を再構築するにあたり、制度ができた背景等を知ることも大切です。
裁判事例や最近の動向を題材に、グループワークによる意見交換・情報交換も多く取り入れますので、これから自分の会社の人事をどう構築すべきかを考える場にすることができます。
参加者の声
30代女性
サービス
実際の会社で行われているルールの実施例をたくさん挙げてくださって参考になりました。就業規則を読み返す際、今回のような基礎知識があると、読み解き易いと思います。また、勤怠管理についてもアドバイスしやすくなると思いました。
30代女性
製造
担当業務外の分野についても、人事の基本として幅広く網羅されていて良かった。昼休みの電話番など、身近な事例が多く、分かりやすかった。他社の取り組みや制度について意見交換できたので勉強になりました。