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海外に留学しなくても大丈夫。英語は話せるようになります!
英語初級者から上級者までよく聞かれる質問です。くわしくお答えする前に、まずは一言。
英語で話そうとすると、日本語がうまく英語に変換できない、思ったことをすぐに英語にできない、表現したいことがうまく英語で言えない。
だから、自分は英語が話せないと思っている人が多いのではないでしょうか。
100%完璧でないといけないと思っている人は、そこから自分を解き放ちましょう。
とにかく、まずは、間違えてもいいと思うことが大事です。
日本人は、どの科目でも、授業中に間違えてはいけないという教育を受けてきました。学校のテストも減点方式で、点数が低いこと、つまり間違えが多いことがいけないことと教わってきました。
しかし、『learning』とは、そうした間違えをしながらも、それを改善していくことが本来の意味です。最初から完璧である必要はありません。どんどん間違えてもいいので、まずは英語を声に出して話してみましょう。そして、少しずつ間違えを減らしていけばいいのです。
また、海外で生活しなくても話せるようになります。留学しなくても、海外赴任しなくても英語は話せるようになるのです。
例えば、T受験塾の有名英語講師、TOEFLやTOEIC指導のETS公認トレーナーのM大学の先生などは長期留学経験はありません。同時通訳で有名な方々も留学経験なし組が意外にも多いのです。
私自身は幼少期にアメリカにいましたが、小学校1年終了時に戻ってきて、それ以来、留学はしていません。
でもかなり英語オタクの生活を送っていたのは事実です(笑)
中学時代のNHKラジオ語学講座から始まり、米軍向け放送、当時はFEN(Far East Network)、今はAFN (American Forces Network:AM810)はほぼ毎日聞きながら、勉強をしていました。 特に好きだったのは、土曜午後のAmerican Top 40という番組で、今は亡きDJのCasey Kasemの番組最後の決まり文句 (Keep your feet on the ground and keep reaching for the stars.)を書き取って、マネして言っていたのを覚えています。
その頃は、歌詞が公開されていない楽曲は、日本版用に、歌詞を書き取らせて、訳させていたようです。
また、休みの日には、丸一日英語に浸る日もつくっていました。 朝、起きて、FENを聞き、英語の本を読み、ビデオで映画を見て、独り言も英語、そして最後に英語で日記を書いていました。
ここまで英語漬けの生活を送っていれば、一定以上のレベルにはなります。
でも、「なるべく自分にあった学習方法で、効率的に英語力を身に付けたい」と思うのが普通でしょう。


