事例・コラム
人材育成担当の皆さんが新入社員の育成施策を検討する際、本人のスキルアップや配属先での即戦力化をめざすほかに、たとえば新人がどう育てば自社が現在抱えている課題の解決につながるか?という観点も、一つのポイントになるのではないでしょうか。
産業能率大学では、担当アドバイザーがお客様とやりとりを重ね、新入社員に期待したいポイントのほか、自社で感じている課題などをヒアリングしながら、新入社員フォローのお手伝いをします。
この記事では、実際に産能大のアドバイザーが対応した事例を元に、新入社員の育成フォローに関する3つのケースをご紹介します。
ケース ❶:短期間の研修で、現場で活躍できる新入社員になってほしい!
――飲食・サービス業(従業員2,000名)P社様 の場合
産能大からのご提案
「ケースで学ぶ 新入社員」が選ばれた3つの評価ポイント
- テキストが読みやすい
ストーリー仕立てで進むので楽しんで読むことができ、記憶に残りやすい上、内容を自分事と捉える仕掛けが数多く盛り込まれている。 - ケース内容がクライアントにフィット
販売会社が舞台になっており、新入社員がお客様と接するときのマナーや上司との会話での注意点がイラストつきで解説されている。 - 教材に「自律」の要素が入っている
新入社員に求める「自律の姿勢」について、「自分で問題を見つけて仕事を良くする視点」「へこたれないためのストレス対処法」「守破離を知って成長する」などの具体的なノウハウを学ぶことができる。
導入していかがでしたか?
ケースで学ぶ 新入社員
| 受講料 | 受講期間 | 在籍期間 |
|---|---|---|
| 14,300円(税込) | 3か月 | 6か月 |
ケース ❷:新入社員の「文書力」を向上させたい!
――製薬業(従業員1,000名)F社様 の場合
産能大からのご提案
「ビジネス文書入門」が選ばれた3つの評価ポイント
- 実用的な内容で、実務にしっかり活かすことができる
テキストではまず悪い例を提示し、良くないと思われる部分を自分で考えることで、知識の定着を促す。 - スマホやタブレットで閲覧できるeTextで学習が可能
ハンドブックの文例は100例以上。データでもダウンロードが可能なので、いつでもどこでも利用できる。 - 現場で困ったときはいつでもハンドブックを活用!
「あれってどう表現するんだっけ?」「この定型文、自信が無い!」などふとした疑問やスキマ時間での効率学習に活用しやすい。
導入していかがでしたか?
~メールも文書も正しく書ける~ ビジネス文書入門
| 受講料 | 受講期間 | 在籍期間 |
|---|---|---|
| 17,600円(税込) | 3か月 | 6か月 |
ケース ❸:「数字への苦手意識」を早期に克服してほしい!
――製造(化学)業(従業員40,000名)M社様 の場合
産能大からのご提案
「はじめて学ぶ 会社の数字」が選ばれた3つの評価ポイント
- 会社の数字知識を広く浅く、漏れなくカバーできるエントリーコース
会社の数字を「外」と「中」の2つの視点に分け、両側面を体系的にわかりやすく学習できる - テキストが身近な例で面白い!
「シャケ弁当と幕の内弁当、採算性がいいのはどちらか?」など身近な例題で学びが進む、初学者を意識した教材構成になっている - リポートの出題で実際に製造業をテーマとしたものがあり、お金の問題を通じて社内各部署の関係性も理解できる
単なる会計知識だけでなく会社の会計の仕組みが見えることで、仕入れ担当者や上司の考え方を通信研修を通して学ぶことができる
導入していかがでしたか?
はじめて学ぶ 会社の数字
| 受講料 | 受講期間 | 在籍期間 |
|---|---|---|
| 16,500円(税込) | 2か月 | 4か月 |
これからの人材育成は、ウィズコロナやDXなど今以上に複雑な環境下において効率よく新人の成長を促す必要があります。しかし企業が抱える課題は千差万別。対処療法的な施策を単発で打つのではなく、課題の丁寧なヒアリングから、まだ知覚されていない「本当の課題」の発見など、中長期的に見た人材育成を見据えて新人育成を設計することが重要といえるでしょう。


