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職場エネルギーの創出~最近の傾向・ご支援から見えること

SANNOエグゼクティブマガジン


職場のエネルギー創出への取組みは、私たちのダイエットにどこか似ています。健康体を持続するために、それが大切なことは分かっていても、なかなか継続できません。

「職場エネルギーの創出」は、古くて新しいテーマです。
過去にも、組織開発や小集団活動の名のもとで行われていました。しかし、時間の経過とともにそれが途絶えてしまったのは、成果との関わり、とりわけ、企業が実現しようとする戦略との関連が曖昧だったという指摘がなされています。一方、「成果主義人事」を導入した企業の態様が昨今明らかになってきましたが、制度の浸透と組織の活力との間には明確な関連が見られないことが示されています。

今後、企業が持続的な成長を遂げるため、海外進出や企業合併を一段と加速していくことになると、異なる文化背景や考え方をもつ個人や集団をマネジメントしていく機会も増えます。
そうした動きの中で、今再び職場エネルギー創出への期待が高まっている背景には、3つの要因があるように思われます。

一つ目は、組織に蔓延する「澱み」の解消です。
その背景には、仕事の先行きに対する不透明感やゆとりの欠如があります。

二つ目は、人間本来の「働く喜び」の再認識です。
自分の居場所がある、成長している、世の中の役に立っていると実感したい、という組織成員の思いや欲求が強まっています。

三つ目は、仕事観・労働観が変化する中での「チームの再構築」です。
多様な能力・専門性を総合的に発揮できなければ、成果は創出できないからです。

こうした要因に対し、制度面からバックアップしていくことも必要ですが、それだけでは到底歯が立たないのが現実です。持続的な業績向上と職場エネルギー創出との双方を見据えた重層的、組織的な取組みを仕事の現場でスタートする必要があります。

そのためには、組織の目指す方向と個人の目指す方向とを今まで以上にシンクロさせて、『相互作用によるエネルギー』を創り出していく必要があります。
相互作用によるエネルギーを創り出すのは、以下のマネジャーの4つの働きかけです。

1.メンバーをビジョンに共鳴させる

これまでのマネジメントでは、マネジャーが魅力的なビジョンを掲げ、それをメンバーに「浸透する」ことに力が注がれてきました。エネルギー創出のマネジメントでは、それをメンバーが自分自身のものに再構成するプロセスを重視します。

2.個々のメンバーのもち前を引き出す

メンバーの能力面だけでなく、感情面にも配慮したアサイメントを行うことです。ここで留意すべきは、メンバーが楽しい、あるいは辛いと感じる仕事は、一人ひとり異なるし、時間とともに変化するという点です。

3.職場内に新たなつながりをつくる

目の前の仕事に熱中できるような「オモツライ目標(簡単にはうまくいかないけれども、それ自体を追い求めることが面白い) 」があることと、これによる協働を促進し、メンバー間に新たな結合を生み出すことです。

4.慣性を打破しチャレンジを継続する

マンネリに陥らず、一つ上を目指すチャレンジを継続できるよう、自職場に足りない点をフィードバックしてくれる外部の「カウンターパートナー」をもつなど、意図的な内省機会を職場につくり出していくことです。

4つの働きかけに着手する際、職場のボトルネックとなる部分に目を向けがちですが、その必要はありませんし、4つの順番に拘わる必要もありません。まずはマネジャー自身の強みをうまく活かせるところから着手し、4つのテーマの一つひとつを着実にクリアしていくことが継続のポイントになります。その意味でマネジャーは、スタートで頓挫せず、継続できることは何なのかを、自分自身よく問うてみることが重要です。

現場のマネジャーの一人ひとりが、「職場エネルギーの創出」への活動を一歩一歩前進させることのできる『マイプログラム』をもつことが大切なのです。


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