調査報告書
調査概要
2026年度の新入社員を対象に、これまで生成AIをどのように活用してきたのか、また、仕事において今後どのように活用していきたいと考えているのかなどに関するアンケートを実施しました。
本学では、1990年度から新入社員を対象とした調査を毎年実施しており、今回で37回目にあたります。従来は、本学が実施する新入社員研修の受講者を対象としていましたが、2026年度は、調査会社モニターを対象とするインターネット調査により実施しました。なお、過年度調査(2025年度以前)とは、調査対象者および調査方法が異なるため、結果についての経年比較は行っていません。
この記事では、生成AIによる仕事への影響や代替への不安、生成AIが出力する情報への信頼度など、今回の調査から見えてきた新入社員の生成AIに対する意識をご紹介します。
- 調査対象:2026年度入社の新入社員
- 調査期間:2026年4月3日~4月9日
- 調査方法:調査会社モニターを用いたインターネット調査※
- 有効回答:500人(男性253人・50.6%/女性247人・49.4%)
※本調査では、性別および地域構成に著しい偏りが生じないよう、厚生労働省「雇用動向調査(令和6年)」を参考に回収サンプルの割付目安を設定し、その目安に沿って回答を収集しました。回答者属性の詳細は、調査報告書全文(PDF)をご確認ください。
注目データ
生成AIの普及により、仕事の進め方や業務のあり方はどの程度変わる?・・・「変わる」計83.6%
生成AIの普及により、仕事の進め方や業務のあり方はどの程度変わると思うかを尋ねたところ、「ある程度変わると思う」が50.0%で最も多く、半数を占めました。続いて「大きく変わると思う」が33.6%で、この両選択肢を合わせると83.6%が「変わる」と回答しました。
一方、「あまり変わらないと思う」は10.2%、「全く変わらないと思う」は6.2%で、変化を見込まない回答は合わせて16.4%でした。
また、入社時点で何らかの場面において生成AIを活用した経験がある新入社員は83.2%を占めています(詳細は調査報告書の問1を参照)。生成AIがすでに身近なツールとして活用されるなか、多くの新入社員が、今後の仕事の進め方や業務のあり方にも変化をもたらすものと捉えていることがうかがえます。
生成AIの発展により仕事が減る、代替される可能性については?・・・「不安を感じている」計59.2%
将来、生成AIの発展によって自分の仕事が減ったり、代替されたりする可能性について、どのように感じているかを尋ねました。その結果、「強い不安を感じている」が12.8%、「やや不安を感じている」が46.4%で、両者を合わせると59.2%でした。
一方、「あまり不安は感じていない」は31.4%、「全く不安は感じていない」は9.4%で、両者を合わせると40.8%でした。
生成AIによる自分の仕事への影響に不安を感じている新入社員が約6割を占める一方、不安を感じていない回答は約4割で、受け止め方に違いがみられます。
生成AIが出力する情報はどの程度信頼できる?・・・「41~60%程度」が最多33.0%
生成AIが出力する情報について、どの程度信頼できると感じているかを尋ねました。その結果、「41~60%程度」が33.0%で最も高く、次いで「21~40%程度」が27.0%、「61~80%程度」が22.4%でした。
また、「81~99%程度」は5.0%、完全に信頼できるとする「100%」は3.6%でした。一方、「1~20%程度」は7.4%、全く信頼できないとする「0%」は1.6%でした。
「0%」から「21~40%程度」までを合わせると36.0%、「61~80%程度」から「100%」までを合わせると31.0%でした。「41~60%程度」が最も多く選ばれたものの、生成AIが出力する情報への信頼度については、評価が分かれています。
本調査の詳細資料
本調査の報告書全文をフォーム登録なしで無料ダウンロードいただけます。
報告書全文(PDF)はこちらからご覧ください。
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「2026年度 新入社員の会社生活意識調査 働く価値観編」はこちらからご覧ください。


