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第 9 号 従来型管理技術とTRIZ との有効なコンバイン方法 ( 2000 年 8 月)

TRIZ Letter 第 9 号掲載

(学)産業能率大学 経営開発本部 教育・コンサルティング部
主幹研究員 TRIZスペシャリスト 澤口 学

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    1.はじめに
    今回は、管理技術の考え方を整理した上で、特に開発設計上の問題解決によく活用されている VE と TRIZ の有効なコンバイン方法について、事例も交えながら紹介する。

    2.管理技術の考え方
    『物を作るために必要な技術=固有技術』に対して、物作りの各段階(例えば、研究業務や開発設計業務あるいは製造業務など)の管理面を支える技術として誕生したのが『管理技術』である。 特に日本では、企業活動の効率化に役立つ管理技術として IE ( Industrial Engineering )、QC ( Quality Control )、VE ( Value Engineering )などが知られている。創造的問題解決に有効なこれらの管理技術は、問題を明確化する分析手法に特徴がある。

    3. TRIZ と管理技術の関連性
    TRIZ を問題解決型管理技術( IE、QC、VE )との関連で考えてみる。TRIZ と問題解決プロセスの関わりを図にした。TRIZ で充実している総合化段階が、他の管理技術ではいずれも不十分である。いずれの管理技術( IE、QC、VE )の場合も問題分析を行った後のアイデア出しは、基本的にはブレーンストーミング法( BS 法)に集約されてしまうからである。製品上の問題分析に有効な機能分析アプローチを有し、製品の価値の向上を唱える VE と、製品の理想性向上をめざして革新的な解決案を導こうとする TRIZ は、理念的にも適用領域的にもコンバインできる余地がかなり高い。

    4. TRIZ と VE の連携
    VE 活動の中にいかに TRIZ 手法をモジュール的に組込んでいったらよいかという観点から、連携方法について述べることにする。

    5. TRIZ と VE の融合により期待できる成果
    VE活動の中にいかにTRIZ手法をモジュール的に組込んでいったらよいかという観点から、連携方法について述べることにする。

    6. TRIZ手法と2nd Look VEのコンバインによるケーススタディ
    実際に行った手順に従って実際のプロセスを紹介する。

    7.まとめ
    今回は TRIZ 手法と2nd Look VE のコンバイン方法について述べたが、次回は 0 Look VE (企画段階の VE )の中で未来予測法として技術進化のパターンを活用し、価値ある新商品開発企画案を立案する方法について紹介する。

    本要約は、極めて簡単に要約したものですべてをお伝えしていないことをお含みおきください。

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