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第 3 号 クラシカル TRIZ から II - TRIZ へ( 1999 年 1 月)

TRIZ Letter 第 3 号掲載

クラシカル TRIZ から II - TRIZ へ

(学)産業能率大学 経営開発本部 教育・コンサルティング部
主幹研究員 TRIZスペシャリスト 澤口 学

1. Altshuller とクラシカル TRIZ
第1号でふれなかった『物理的矛盾』『分離の法則』『 Effects 』『 76 の標準解』『技術システム進化のパターン』の特徴を整理している。

2.技術的問題解決に有効な TRIZ 手法
TRIZ は言うまでもなく技術的問題解決に有効な手法群から構成されたメソドロジーであるが、それぞれ大きな特徴(ユニーク性)を持っているため、TRIZ は従来の管理技術の範疇には収まりきれないメソドロジーである。 TRIZ は膨大な特許事例(固有技術の具体的成果物)の分析結果から導き出された手法である。 このような特許事例の分析過程から生まれた管理技術は、TRIZ 以外には存在しない。

3.特許事例から導き出されたクラシカル TRIZ
Altshuller が膨大な特許事例を分析したということは、特許をこの世に創出させた数多くの Inventor (発明者)の思考結果を分析したといえる。 Inventor (発明者)の思考結果の分析から数多くの TRIZ 手法が開発された。ただし、『 ARIZ 』はその思考結果の分析から思考プロセスに研究領域が及んで開発されたとみなすことができるし、『技術システム進化のパターン』は思考結果の時系列的な観点にも研究の興味が広がった結果と推測することができる。

4.TRIZ の要としての ARIZ
Altshulle rは、Tool (道具)ではない『 Thinking Process 』としての ARIZ の研究を通して、個々の手法をこのアルゴリズムの中で有効に活用していくきっかけも同時に作った。 技術的矛盾を物理的矛盾に置き換え、さらに理想最終解を明確にして本質的な問題解決を図っていくアルゴリズムとして ARIZ は有効といえる。

5. ARIZを発展させた II - TRIZ (コンテンポラリー TRIZ )
II 社では、ARIZ 自体を進化させる一方で、ARIZ の『 Thinking Process 』をより気軽にかつ実践的に活用できるような『問題解決ジョブプラン』に洗練化することも試み,『 IPS 』『 AFD 』『 DE 』といった『問題解決ツールとしてのTRIZ手法』を開発した。
新しいTRIZ手法は米国を中心とした西側で開発された多くの管理技術( IE,QC ,VE ,信頼性工学、マーケティング思考 etc .)との積極的な統合を図っているため、より実践的でかつ多様な技術問題に適用できる問題解決ジョブプランから成立している。

本要約は、極めて簡単に要約したものですべてをお伝えしていないことをお含みおきください。

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