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63.NM法【類比思考】 - 6.解決案の創出

63.NM法【類比思考】

1.目的

NM法は、着想のアイデアを得る手法であり、そのプロセスの中で「アナロジー(類比)を活用するところに特徴があります。このNM法は類比思考のひとつであり、発明の技法とも呼ばれることもあるパワフルな「アイデア創出」の手法です。つまり、開発を行う技術者にとっては不可欠な手法であるということができるでしょう。
類比思考には、ゴードン法シネクティクス法といった有名な手法がありますが、NM法は、故中山正和氏によって日本の技術者にとって使いやすい類比の方法として創案されました。故人の頭文字をとって「NM法」と呼ばれています。

2.考え方

アイデアの発想メカニズムを大別すると、連想と類比思考の二つであることはすでに触れました。連想というのは、自分、あるいは自分たちの持っている知識・経験を刺激によって引き出すというのがメカニズムです。一方、類比思考は、「既に存在する“もの”」をヒントにしてアイデアを発想するというメカニズムです。

たとえば、ソーラー電池のパネルを常に太陽に向かって動かしたいと考えたとき、皆さんであればどうするでしょうか……。
太陽と地球の相対的な動きの関係は既に分かっておりますから、それに基づいてプログラミングすることもできるでしょう。また、センサーを使って太陽光の受光角度をフィードバックすることで太陽の動きに追随させることもできるだろうと思います。また、ソーラーパネルを動かさなくとも、ソーラーパネルを球状にすることで角度を問題としない方法も考えられます。

しかし、類比ではこのような既に知っている知識や経験を使うのではなく、自然界に存在する生態・生物のしくみをヒントにしてアイデア発想を行おうという考え方です。
たとえば、ソーラーパネルのケースでは、自然界に存在する「太陽の動きを追う性質を持っている生物や人工物」を探し出し、そのメカニズムをヒントにしようということになります。このケースでは「ヒマワリ」が思い浮かぶのではないでしょうか?つまりヒマワリが太陽を追うメカニズムを調べると、ソーラーパネルを常に太陽に向ける方法のヒントになるのです。

 新幹線の形状がカモノハシを参考に作られた、あるいはシュレッダーが製麺機、スタッドレスタイヤが白熊の足の裏、扇風機の羽根の形状が蝶の羽根をヒントにしているなど、技術開発において類比が使われている例は枚挙に暇がありません。それゆえ、類比思考は、発明の方法と呼ばれるようになったのだろうと思います。

活用方法


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