調査報告書
調査概要
学校法人産業能率大学 総合研究所(東京都世田谷区)は、従業員数が300人以上の企業の役員(取締役以上)を対象に今年度(2022年度)の最優秀経営者は誰かを尋ね、その結果を「役員が選ぶ 最優秀経営者」としてまとめました。
- 調査期間:2023年1月23日~30日(8日間)
- 調査対象:従業員数300人以上の企業の役員(取締役以上)500人
- 有効回答:321件
- 調査方法:インターネット調査
2022年度の「最優秀経営者」は?
ランキングTOP5
今年度の「最優秀経営者」ランキング10位のうち、TOP5をご紹介します。詳細をご覧になりたい方は、ページ下部のPDFファイルからご確認ください。
※クリックorタップすると投票理由を確認できます。
※2022年度内に経営トップ(会長、社長、CEOなど)に就いていた方であれば、調査時点で役職を離れていても有効としています。

- 創業家社長でありながら、自らに見切りをつけ、10歳以上若い新社長に経営を託す決断をした
- コロナ禍においてもきっちり利益を上げた
- とてもわかりやすくて、理想的な思想を持っているので
- 今後の日本に出てくるか分からない経営の神、22年に亡くなられたことを忘れないために
- 経営哲学をお持ちで、その考えをブレずに実践される点
- 現状の課題解決、成長に向けて、リーダーとしての役割を全うできる行動力がある
- 会社業績もさることながら、従業員の処遇についても前向きな姿勢
- 海外での業容拡大。大幅賃上げの表明
- 経営者として世の中の動きを敏感に感じて打つ手が常に早い
- 先進的な発想と揺るがない信念を感じます
- 水と生きるをモットーに環境に配慮した経営をしながら業績も伸ばしている
- 斬新な考え方と既存概念の打破力
- 独自の経営方針を持っている
豊田章男氏が「最優秀経営者」第1位
2022年度の「最優秀経営者」第1位には、豊田章男氏(トヨタ自動車)が選ばれました。調査期間中の1月26日に社長交代の発表がありましたが、一般的にはまだ現役の年齢にもかかわらず次世代に経営を託す決断をしたことが高く評価されました。また、新たな分野への挑戦姿勢や経営のバランス感覚を称賛する声が集まりました。
トップ10の選出理由は、「業績」、「実行力」、「先見」が多い傾向
トップ10の選出理由をテキストマイニングしたところ、経営している企業の「業績」と経営施策に対する「実行力」や「先見」が多い傾向にあることが見て取れる結果となりました。

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