部長研修

この研修は、部長が変化の激しい経営環境に適応し組織の成長と存続を図るために、基本的な戦略策定プロセスを学ぶことを目的としています。部門の視点にとどまらず、組織全体の視野で事業環境を把握し、目標達成の基盤を築くための戦略を描けるようになることを目指します。
- 実施形態
- 対面・オンライン型
- 部長が自身の部門の現状や戦略を十分に理解しておらず、部下に浸透できていない
- 部長が戦略策定プロセスの基本を学ぶ機会が不足している
受講対象層
- 部長層
- 次世代管理職候補
研修の概要
変化の激しい経営環境の中で、組織の存続、成長を実現するためには部門経営者である部長による経営戦略立案、推進が必要です。この研修は、部長として今後必須で求められる基本的な「戦略策定プロセス」を押さえ、まずは「現戦略・現年度計画」を、ロジックをもって部下へ説明できるようになることを目指します。部門最適ではなく、組織全体・経営者の視座で事業環境を捉えて、目標達成の起点となる部門構想(戦略)を描くことができるようになるための入門講座です。
学習効果・ねらい
- 部長の役割と求められる能力を理解する
- 内外環境の構造的な捉え方と、部門構想の策定方法を身につける
- 部門構想の浸透・実現に向けた部長のリーダーシップのあり方を理解する
研修の特色
特色①
部長職の能力開発項目として優先度の高い「戦略策定力」に焦点化
部門経営者たる部長として、説得力のある戦略を策定するには、経営リテラシーや論理的思考力が求められます。
しかし、これらの知識やスキルは課長時代には必ずしも必須ではなかったため、手を焼く部長が多く、まずはこの「戦略策定力」を強化することを重視したプログラムです。
特色②
戦略策定の難易度を加味した現実的な演習
これまで戦略といったものに馴染のない方については、ゼロからの戦略策定は難易度が高すぎるのが現実です。
また、戦略策定は経営企画部や事業部長が行い、部長はその実行者という位置づけの組織も一定数存在します。
そこで本研修では、戦略策定プロセスに沿って事業環境分析までを実際に行い、その内容と「既にある自組織の経営戦略や年度計画等」を紐づけて整理・言語化し、部下に説明できるようになることをゴールとしています。
研修の流れ
日程 | 主な内容 |
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1日目5h |
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2日目5h |
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- これは標準的な研修の流れです。
- オンライン実施の場合、プログラムの一部が変更になる場合があります。