現場の問題発見力強化研修

問題解決プロセスのうち「問題発見」に焦点をあてて、具体的なスキルの習得を図ります。研修での学びを通じ、冷静な目で現場の事象を「観察する」、集めた情報を解釈し「意味づける」、様々な関係者から意見を「引き出す」、自身の問題意識を「投げかける」ための力を高めます。
- 実施形態
- 対面・オンライン型
こんな課題はありませんか?
- 中堅社員に、自ら問題を発見し、周囲を巻き込みながら解決していく現場リーダーへと成長してほしい。
- 現場の最前線にいるメンバーからの意見具申、ボトムアップを推進したい。
受講対象層
- 現場の中核を担う中堅社員の方
- 現場でリーダーシップを発揮するリーダー層の方
研修の概要
近年、さまざまな企業において「現場力」の低下が危惧されています。「現場力」を高めるには、現場の社員が主体的に創意工夫や改善活動に取り組めるようにしていくことが必要です。
本研修では、複眼的思考の仕方やフィールドワークの技術を学び、状況を批判的・客観的に観察して問題を顕在化させるスキルを身につけます。また、インタビューやストリーテリングの方法を学び、見出した問題の仮説を深めたり、仮説を投げかけて関係者を動かしていくためのスキルの習得を図ります。
学習効果・ねらい
問題解決プロセスのうち、「問題発見」段階に必要な以下のスキルを中心に習得を図る。
- 「複眼的思考の技術」を身につけて、状況を相対的に捉え、起こっている事柄を多様に解釈できるようにする。
- 「フィールドワークの技術」を身につけて、状況を観察し、得られたデータから問題に対する仮説をつくれるようにする。
- 「インタビューの技術」を身につけて、インタビューを通じて、問題に対する仮説を深められるようにする。
- 「ストーリーテリングの技術」を身につけて、問題に対する仮説を投げかけ、問題解決に向けて関係者を巻き込めるようにする。
研修の特色
特色①
映像教材を用いたケーススタディを実施します。一見何の問題もないと思われる職場の日常風景を観察し、潜在的な問題を発見するための分析を行います。
特色②
ケーススタディでは、現場で起こっている事実データを収集・解釈し、問題の兆しを発見していくプロセスを体験します。そのためのツールとして、 「フィールドノーツ」を用います。
特色③
発見した潜在的な問題を、インタビューによって検証するプロセスも実施します。インタビューの実践やその様子の観察を通じて、取り上げた事柄は本当に問題だったのかを検証します。
研修の流れ
ここがポイント
日程 | 主な内容 |
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1日目9:00 - 17:00 |
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2日目09:00 - 17:00 |
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- これは標準的な研修の流れです。
- オンライン実施の場合、プログラムの一部が変更になる場合があります。