【販売士】資格の有効性とスクーリングの魅力(資格取得セミナー・インタビュー)
ものが売れないといわれる時代に、どうすればものが売れるのか。その問いかけへの⼀つの出発点となりうるのが「販売⼠」という資格です。
※検定名称︓リテールマーケティング(販売⼠)
資格名称︓販売⼠
⾃らも販売⼠1級資格を持ち、卸売業の企業勤務の経験を持つ本学兼任講師・鈴⽊志恵夫⽒に、販売⼠という資格の魅⼒、本学における通信教育のメリットなどについて語っていただきました。
販売⼠に限らず、ビジネスにおいて、⼀つの資格を取得するために継続的に学ぶことの意義は限りなく⼤きいもの。とりわけ現場に根ざした知識が求められる販売⼠には、どのような魅⼒があるのでしょうか。
現場から⾒た販売⼠資格の有効性
販売⼠とはどのような資格なのか
⼩売業の現場ですでに働いている⽅はもちろん、⾼校⽣から⼤学⽣まで、この資格を求めて受験する層は幅広く、現場からマネジャークラス、経営クラスまでのそれぞれの段階やニーズに応じて3級、2級、 1級に分けられています。
3級では、現場で必要とされる知識やノウハウに関するもので、現場で働き、現場を回していく能⼒が⾝についているかどうかが測られます。2級は、マネジャーを対象にしたもので、現場を回すだけでなく、そこで働くスタッフを管理し、店舗・売場をマネジメントすることができる知識と能⼒を⾒るものです。1級は経営層、あるいはコンサルタントクラスを対象にしたもので、仕⼊れから販売、将来の展開といった⼀連の流れまでをプロフェッショナルとして動かす能⼒を問うものです。
3級では、現場で必要とされる知識やノウハウに関するもので、現場で働き、現場を回していく能⼒が⾝についているかどうかが測られます。2級は、マネジャーを対象にしたもので、現場を回すだけでなく、そこで働くスタッフを管理し、店舗・売場をマネジメントすることができる知識と能⼒を⾒るものです。1級は経営層、あるいはコンサルタントクラスを対象にしたもので、仕⼊れから販売、将来の展開といった⼀連の流れまでをプロフェッショナルとして動かす能⼒を問うものです。

学校法人産業能率大学 兼任講師
鈴木 志恵夫氏
※所属・肩書きは掲載当時のものです。
鈴木 志恵夫氏
※所属・肩書きは掲載当時のものです。
試験は3級、2級とも年に2回、2⽉と7⽉に⾏われ、1級は年に1回だけ。3級の試験で合格率は50%くらいですから、決して簡単とはいえません。⾃発的に受験される⼈であれ、会社から⾔われて受験される⽅であれ、しっかり取り組んで学ばないと突破できない試験と⾔えるでしょう。 ただ、試験に受かることだけがゴールなのではないと私は考えます。販売⼠の資格に限りませんが、きちんとビジネスの現場で役⽴つ知識や能⼒を⾝につけることは、将来きっとビジネスパーソンとしての活躍の場を広げてくれるはずです。合格することは⼤事ですけれども、そこにだけゴールや価値があるのではないと思います。たとえ試験に落ちても、学ぶことに意義があるのであって、そういう意味では試験に落ちてでもいいから、きちんと学んでいただきたいです。
⼩売現場での活⽤事例
前職で卸売業の企業に勤務していたときに感じたのは、卸売業も⼩売業の知識を持っていないと単に御⽤聞きになってしまう危険があるということでした。⼩売店に⾏って、ご注⽂ありがとうございますといったやりとりに終始してしまうとだめなのです。⼩売店が今、何を望んでいるか。何が課題でどう解決すべきかといった視点で応対すべきであって、そのためには幅広い知識を持っていないとなりません。私⾃⾝、販売⼠1級を取得しましたが、販売⼠の資格を取ることはプラスアルファの提案ができるなど、現場で⼤変役に⽴つことにつながると思います。

本学の取り組み
独学で受験を考える⽅もおられるでしょうが、気軽な反⾯、やはり挫折しやすく、書店で売っているテキスト⾃体が古かったり、ポイントがわかりにくかったりといったデメリットも多いように思います。
テキストは、もちろん最新かつ必要な知識がぐっとコンパクトにまとまっていて、初めて学ぶ⼈には非常に魅⼒的なものになっているのではないでしょうか。市販のテキストにはないメリットですね。もちろん通信教育ですから、通学するよりもはるかに費⽤も安いという点も⼤きな利点です。
3級、2級、1級の各レベルでいうと、2級を受験される⽅の層が厚いのですが、私⾃⾝は3級から学んでいただきたいという気持ちがあります。販売⼠の本当の基礎というのはやはり3級を受講することで⾝につきますし、それがわかっていると2級の受験も楽なのです。⼩売業の現場にいる⼈こそ、ぜひ3級から始めてほしいと思います。

本学スクーリングの魅⼒
それだけではありません。スクーリングによって、試験に向けた実践的な勉強法がしっかりと⾝につくのです。試験⼀問あたりの時間配分、答案を書き終わった後の⾒直しの時間の確保などを、スクーリングを担当している私が実際に時計を⾒ながら測りますので、受験するみなさんにとって本試験さながらの臨場感で学ぶことができます。
試験には計算問題も出題されますが、スクーリングでは同じような計算問題をいくつか実際に解いてもらいます。実践とほぼ同じ形での演習を繰りかえすことで、本試験にもあせることなく向き合うことができるのです。
スクーリングは同じ目的を持つ⼈たちが集まる場であり、お互い切磋琢磨し、刺激を受けあい、またおのずと交流が⽣まれる場でもあります。そうした場で⼀⽇学び、知識を⾝につけることは、ビジネスパーソンとして⽣きるうえで単に資格取得にとどまらず、⼤きな⾃信となり、財産となることでしょう。
スクーリングは同じ目的を持つ⼈たちが集まる場であり、お互い切磋琢磨し、刺激を受けあい、またおのずと交流が⽣まれる場でもあります。そうした場で⼀⽇学び、知識を⾝につけることは、ビジネスパーソンとして⽣きるうえで単に資格取得にとどまらず、⼤きな⾃信となり、財産となることでしょう。
