S-ATOM|マネジャー力診断

マネジャー力診断S-ATOM(エスアトム)は、マネジャーが事業目的を達成するための活動を実践しているかを測定する診断ツールです。
マネジャーとして実施すべき業務が、実際にはどのような遂行状況であるかを測定するパートである「マネジメント業務行動」と、マネジメント業務の遂行を支え、その質を高める“意志”、“意欲”、“ものの考え方”などが日常的な業務の中でどのように発揮されているかを測定するパートである「マネジャー・タフネス特性」の2つのパートから構成されています。
360度診断の「S-ATOM」と自己診断の「S-ATOM solo」があります。

診断で分かること

マネジャーとして実施すべき業務の遂行状況が把握できます。
また、マネジメント業務の遂行を支え、その質を高める″意志、意欲、ものの考え方″などの発揮状況が明らかになります。

概要

対象 管理職
方法

「S-ATOM」は360度診断です。
対象者を取り巻く上司、同僚、部下等から対象者の特性を診断していただき、その結果を本人の自己認知と合わせてフィードバックする「360度診断」システム。周囲の方の目安は、上司1名、同僚1~3名、部下3名以上で、対象者1人につき5人以上を推奨します。

「S-ATOM solo」は自己診断です。
対象者ご本人に、各特性を測定する質問項目に回答していただきます。

回答形式 Web
質問項目数 (回答所要時間) 本人:164問(約20分)
上司:110問(約10分)
同僚:101問(約10分)
部下:143問(約15分)
特長
  1. 具体的なマネジメント業務の遂行状況を測定することができます。
  2. 管轄する職場に限定せず、事業目的を達成する上での関係者すべての人を対象としたマネジメント力を測定することができます。
  3. 実利を生み出す、現実的な成果追求行動に焦点をあてています。
報告までの所要日数 標準5日間(休日を除く)

活用方法

既任管理職のマネジメント力強化を目的とした教育ツールとして

「S-ATOM」はこの目的に最も適合し、既任管理職向けの集合研修の中に、無理なく導入することができます。本学では、「S-ATOM」を組み入れた管理職研修を用意しています。「S-ATOM」は本人と他者(上司・同僚・部下)が回答する360度評価型と本人のみが回答する自己評価型の2種類があり、どちらを実施するか選んでいただけます。
また、「S-ATOM」は職場の管理者だけでなく、部門横断的なプロジェクトマネジャーに対しても実施することが可能です。360度評価型の場合、プロジェクトメンバーには部下の立場で回答いただきます。

背景となる理論・考え方

「S-ATOM」がベースとしているマネジャー像は、「関与者の能力を結集し、事業上の実利を生み出すマネジメントを実践できるマネジャー」です。″マネジャー″の立場は、「組織内小集団の責任者、経営陣から与えられた戦略の遂行者」としています。「関与者の能力を結集し、事業上の実利を生み出すマネジメントを実践できるマネジャー」には、次のような3つの側面が必要です。

求められるマネジャー像の3つの側面を示した図。夢のある将来像と仕事の存在意義を示し、ベクトルをそろえる。マネジメントサイクルを高い質をともなったレベルで実践する。力強さを土台として困難な状況下でマネジャーの役割をまっとうする。

S-ATOMは、2つのパートで構成されています。

マネジメント業務行動

  • マネジャーとして実施すべき業務が、実際にはどのような遂行状況であるかを測定するパートです。
  • マネジャーとして実施すべき業務を、14の領域に分けています。

マネジャー・タフネス特性

  • マネジメント業務の遂行を支え、その質を高める"意志、意欲、ものの考え方"などが、日常的な業務の中でどのように発揮されているかを測定するパートです。
  • 上記の"意志、意欲、ものの考え方"をその内容に基づき「力強さ(⇒タフネス特性)」と呼んでいます。
  • マネジャーに必要な「力強さ」を、11のディメンションに分けています。

診断モデル

アウトプット

マネジャー力診断 S-ATOM
事務局用:結果集計票
マネジャー力診断 S-ATOM
事務局用:結果一覧表
マネジャー力診断 S-ATOM
本人用:個人結果票

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