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~遠山 顕(とおやま けん)のすぐに使える!~ 『外国人のお客様に喜ばれる英会話』【第4回「お金の表現」】

お客様を呼びかける方法

最後のセクション「お金の表現」の前に一つ、売場で使えるキーワードをお伝えします。
それは、目がまだ合っていないお客様を呼ぶ方法です。

日本語では「お客様」と呼びかけますよね。
英語では男性と女性で異なっていて、男性は中高年を中心に「Sir」、女性は年齢に関係なく「Ma'am」が一般的です。

あるいは、呼びかけの間投詞「Uh」があります。日本語で言うと、小さな「あの、えーっ」みたいなイメージでしょうか。
目がまだ合っていない場合、いきなり「May I help you?」ではなく、「Uh」を付けて注意を引き、唐突な感なく話しかけることができると思いますので、覚えておいてください。

もちろん、目が合ったときには、Hi./Hello.からスタートすることができますね。

お支払いイメージ

お金の数え方・表現

さて、お金(数)の表現ですが、500円とか900円、あるいは1,000円あたりまでは、和英で問題ないかと思います。
500円は「five hundred yen」、900円は「nine hundred yen」、1,000円は「one thousand yen」で、和英とも「百」“hundred”続き、1000で「千」”thousand”に単位が変わりますね。

9000まではこの蜜月関係が続きます。ところが10000になった途端、和は1「万」、英は
”ten thousand”に分かれてしまいます。
「1万だから、ええとone man!」などと焦ってしまうのは、10000が和英の数え方の分かれ目であることを認識できないからなのです。

英語ではone thousandから始まったものがnine thousandを通過してもthousandはMANには変わらず、ten thousandとそのままthousandを引っ張って進むのです。
和英折衷語があったとすれば、10000は「10千」、11000は「11千」、22000は「22千」と続きます。55000は「55千」、90000は「90千」、99000は「99千」となります。
ここまでの数字の「千」の部分をthousandにすれば、英語読みになります!

「99千」の次の100000はどうかというと、ここもそのまま「千」を引っ張り「100千」になります。a hundred thousandですね。この調子で、20万が「200千」、90万は「900千」、999000は「999千」です。

では次の1000000はどうでしょう。thousandをこのまま引っ張ると「1000千」です。これは、a thousand thousandとなって子供の遊びのようです。英語ではここで「千」の重複を避けるため、millionという新しい単位を、thousandのあとに用意しています。

扱う商品にもよりますが、売場担当としては、10万くらいまでは覚えておきましょう。

お支払いイメージ

覚えるポイントのもう一つのヒントとしては、レジで数字を打ったときに出てくるカンマの位置です。
カンマが出てくる場所で、英語の単位も変わるということです。
0が3個で「thousand」、6個で「million」、9個で「billion」、12個で「trillion」となります。


以上、4回にわたって、通信講座「売場のやさしい英会話」から、いくつかの定型表現をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
ご紹介した内容は通信講座のほんの一部分です。興味が湧いた方は、ぜひご受講なさってください。

    終わりに

    連載の最後に、店舗の方へ、ささやかなメッセージを送らせていただきます。

    ビジネスとは、商品をギブしてお金をテイクする、ギブ&テイクの世界だと思いますが、そこで使われる言葉もギブ&テイクでやっていくことが、特に海外の方とのコミュニケーションでは大切だと思います。「Thank you.」と言われたら「You’re welcome.」と言えることがその第一歩になるかもしれません。

      ショッピングイメージ

      また、通信講座「売場のやさしい英会話」の前書きにも書きましたが、突然いろいろな国の方が来店する売場こそ、国際化の先端を行くべきところだろうと思います。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ここ数年はさらに海外の方がいらっしゃることが増えるのではないでしょうか。

      そこで、ご紹介したような定型表現「型」をよく学んで、そしてその「型」に心を入れていくことが大事だと思います。いくら流暢に英語が話せても、相手を不愉快にさせてしまっては、全く意味がありません。相手の文化を知り、心を入れることもまた大切なのです。

      これらがみなさんの職場、売場を明るくして、成功につながっていくのではないかと思っています。

      遠山 顕 (とおやま けん)

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      連載 テーマ 公開日(予定)
      ~遠山顕(とおやまけん)のすぐに使える!~
      『外国人のお客様に喜ばれる英会話』 連載TOP
      2017年5月11日
      第1回 お客様の迎え方 2017年5月11日
      第2回 「売場の案内」 2017年6月13日
      第3回 「商品説明」 2017年7月11日
      第4回(最終回) 「お金の表現」 2017年9月15日
      テーマは若干変更することがあります。予めご了承ください。

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