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消費生活アドバイザー 学習のコツまとめvol.5「2次試験の概要・論文対策」

竹内 夏奈

資格講習会講師が伝える学習方法

消費生活アドバイザー 竹内 夏奈

学校法人産業能率大学総合研究所
資格講習会講師


本年度の消費生活アドバイザー試験も、2次試験を残すのみとなりました。本稿が出るのは1次試験の合格発表の頃かと思います。1次試験を突破された皆さん、おめでとうございます。この勢いのまま2次試験に向けて本格的な学習をスタートさせましょう。1次試験免除者の方も、いよいよ追い込みの時期ですね。

2次試験の概要

2次試験では、午前中に論文を二つ書き、午後に1人10分程度の個別面接を行います。
1次試験が終わってから約2か月でこれらの対策を行うので、いかに効率的に学習するかがポイントです。

添削指導を受けましょう

効率的かつ確実に論文対策をするなら、添削指導を受けることをおすすめします。
なぜなら、論文は1次試験と違って自己採点ができないからです。自分では完璧に書いたつもりでも、次のようなことが起こります。

  • 問われていることに適切に答えられていない。
  • 全体の筋が通っていない。
  • 段落の分量のバランスが悪い。
  • テーマに対する主張が弱い。
  • 科目に応じた書き方になっていない。

このような自分では気づきにくい点も、添削指導では適格なアドバイスを受けることができます。通学講座や通信添削を利用するほか、周りの消費生活アドバイザーや家族に見てもらうことも有効です。

多くのネタを集めましょう

そもそも論文を書くにはどのような手順を踏んだらいいでしょうか。第1歩は頻出テーマを研究し、ネタを集めることです。
情報の収集には、インターネットでの検索が欠かせません。検索エンジンでテーマに関するキーワードをいくつか指定してみてください。多くの情報がヒットすると思います。そしたら、その中から官公庁や企業など信頼できるサイトから情報を収集しましょう。特に消費者白書や企業行動憲章(実行の手引き)には、論文にそのまま使えるキーワードやセンテンスがたくさんあります。こうしたものを活用しない手はありません。

序論・本論・結論でまとめる

ネタを集めたら、実際に論文を書いてみましょう。ただ、いきなり書き始めてはいけません。どのような構成にするのかをしっかり考えることが大切です。問われていることは何かを頭に入れながら、どの段落で、どういった内容を、どのくらい書くのかを検討し、筋の通った文章になるかどうかを確認してから書き始めましょう。その際、構成は「序論・本論・結論」でまとめるのがおすすめです。序論ではテーマの背景などを簡単に説明し、本論で主張を力強く展開します。そして、結論は簡単に全体をまとめたり、今後の課題を提起したりします。そうすると、全体にバランスのいい論文になるでしょう。

なぜ資格を取りたいのですか

2次試験で忘れてはならないのが面接試験です。多くの方が「消費生活アドバイザーを目指す理由は何ですか?」「資格をどのように生かしたいですか?」といった質問を受けています。こういった質問にご自身の言葉で答えられるでしょうか。
この人にならぜひ消費生活アドバイザーになってもらいたい、そう面接官に感じてもらえるよう入念な準備をし、真摯な態度で臨みましょう。

消費生活アドバイザーになりましょう

長い受験勉強も残すところあと少しです。消費生活アドバイザーになるという強い意志で試験に臨みましょう。応援しています。