通信研修総合ガイド2018
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受講者の声大変参考になりました。追いつめられたときの逆転法、迷ったときの打開策など、これからの仕事に生かしていきたいものばかりです。最も気に入ったのが反省と反転力で、目標に向かって一歩踏み出す勇気をもらったような感じがします。(運輸 50代)現代社会においても三国志に学ぶことが多く、今回受講したことは今後の自身への糧となります。また、現在版の解説と併用されていたことが解り易く大変参考になりました。愛読本の一冊として活用していきます。受講して良かった、と思っています。(インフラ 50代)対象者対象者古典を通じて人間洞察力を培うことで、リーダーシップやフォロワーシップに磨きをかけたいと考えている全てのビジネスパーソン受講期間受講期間2か月在籍期間 4か月特 別受講料特 別受講料19,440円一般受講料 24,840円教材構成eTextあり・テキスト・・・・・・・1冊・別冊・・・・・・・・・・・2冊・添削・・・・・・・・・・・2回リポートの種類講師添削型《テキスト誌面イメージ》215第11章 三国統一、成る「また鍾会が、蜀で謀反を起こしたとしても、蜀の住民は後に続かないだろうし、魏の兵も早く帰国したいので従わないであろう。心配は無用だ」魏の進軍を知った姜維は、蜀の皇帝・劉禅に急いで使者を送り、漢中に兵を送って守りを固めるよう進言したが、この知らせを受け取った劉禅は、取り巻きたちの、「これは姜維が陛下の関心を引いて、功績を上げたいだけでございます。気にすることはありませぬ」という言葉を信じて、兵を出さなかった。三国の版図214つまり司馬昭は、息子の司し馬ば炎えんに皇帝の位を受けさせようと考えていたのだ。司馬昭は、魏の皇帝の座を曹そう奐かんに継がせ、自身は丞相、晋公となった。 魏軍、成都に突入魏の権力を完全に掌握した司馬昭は、いよいよ蜀の征伐に着手した。そこで司馬昭は、兵法に明るい2人の将・鄧とう艾がいと鍾しょう会かいを2手に分けて進軍させることにした。鄧艾が蜀の名将・姜維を国境に足止めし、鍾会がそのすきに漢中に攻め込むよう命じたのだ。出兵も完了した後、ある者が司馬昭にささやいた。「どうやら鍾会は天下に野心があるようです。今回は鍾会に10万もの大軍を率いさせましたが、大丈夫でしょうか」「鍾会が野心を持っていることはわかっておる。しかし、わが魏の家臣どもは皆、蜀の征伐には及び腰の者ばかり。そんな連中に兵を任せても、蜀の軍勢に敗れてしまうだろう。鍾会は蜀の征伐のことを真剣に考えているから恐怖心がない。鍾会なら必ずやりとげるに違いない」ここまで語ると、司馬昭は薄ら笑いを浮かべながら続けた。63せん。義兄弟の関羽と張飛が、「礼儀としても度が過ぎています」「おれがやつを縛って連れてきます」と言っていさめるのも聞かず、またも劉備は孔明が住む村へと赴きます。そして苦労のかいあって、ようやく3度目の訪問で、劉備は孔明に会うことができました。天下の情勢やその行く末について語り合う中で、劉備の裏表のない人柄に触れた孔明は、彼の配下に加わって力を尽くすことを誓います。このエピソードから「三顧の礼」という言葉が生まれました。優秀な人材を獲得するためには手間を惜しんではいけないということを、この事例は教えてくれます。逸話62「三国志」故事成語集小説・三国志P.8945劉りゅう表ひょうの下に身を寄せていた劉備は、勢力を拡大するためには、頼れる軍師を迎え入れることが必要だと考えていました。後日、劉備は、ようやくにして有能な軍師・徐じょ庶しょを召し抱えます。しかし、劉備軍が優れた戦術を駆使し始めたのは徐庶の献策によるものだと知った曹操は、計略を使い、徐庶を自分の下に呼び寄せることに成功したのです。不本意ながらも劉備の配下から去ることになった徐庶は、別れ際に「諸葛亮という有能な人物がいます」と、劉備に孔明の存在を教えました。孔明を是が非でも自分の軍師に迎え入れたいと考えた劉備は、彼が住む村に2回足を運びますが、どちらも不在だったために、会うことができま目上の人物が礼を尽くして人を迎え入れること三顧の礼【さんこのれい】逸話コースのねらい●乱世を生き延びた人々がどういう戦略・戦術を駆使してきたかを学び、混迷を極めるビジネス環境を乗り切ることができる、賢く度胸のあるビジネスパーソンになることを目指します。●厳しい環境の中で、リーダーとしてどう振る舞うか、あるいはフォロワーとしてどう振る舞えば生き残ることができるのかを学び、人間心理の機微に通じた、人を魅了し、深みを感じさせるビジネスパーソンになることを目指します。特 色●中国古典を題材とした、執筆や研修・講演の第一人者である守屋淳氏の監修によるテキストです。古典ならではの普遍的に通じる知恵を現代にも通用するよううまく取捨選択してあります。●英雄(=成功者)に学ぶだけでなく、「敗者に学ぶ」という視点も盛り込むことで、複眼的な視点を持った学びを促します。●物語のあらすじをすばやく学べる「小説・三国志」もついています。カリキュラムテキスト「三国志」に学ぶ激動の時代のビジネス戦略① 乱世の教科書『三国志』② 英雄たちに学ぶ「リーダーのビジネス戦略」③ 参謀・武将たちに学ぶ「フォロワーシップ」④ 勝者たちの「サバイバル戦略」⑤ 敗者に教訓を学ぶ別冊小説・三国志かなりの長編である『三国志』のあらすじをかいつまんで学んでいただくため、オリジナルに書き起こしました。「雑学・三国志」と合わせて学習の参考資料としてご活用いただけます。別冊雑学・三国志『三国志』由来の故事成語や、登場人物紹介、年表などテキストをサポートする情報をまとめました。また、知っておくと教養が磨かれる豆知識の数々も盛り込んでいます。eTexteTexteText■主な対象者内定者・新人一般・中堅主任・係長課長部長36コースコードB3T0▶歴史・古典に学ぶ「三国志」に学ぶ激動の時代のビジネス戦略『三国志』は卓越したリーダーシップ・フォロワーシップの見本市である!変化の激しい現代。このようなときこそ古典に学ぶ意義があります。状況がどれだけ複雑に見えても、その状況をつくり出す人間の行動や心理には普遍性があるからです。『三国志』にはリーダー、フォロワーの双方に有効なあらゆる戦略や人間心理の機微が描かれています。このコースではその中から現在も有効なものを厳選し、現代のビジネスシーンに合わせた独自の解釈を施しました。楽しくて信頼できる『乱世の教科書』をぜひご活用ください。マネジメント次世代リーダー職 能 別パソコンスキル語  学ビジネス教養資格取得支援資格試験情報ビジネススキルマネジメント(階層別)92

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