通信研修総合ガイド2018
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受講者の声このたび無事に日商簿記2級に合格しました。簿記の勉強は10年ぶりだったので、最初は基礎知識を思い起こすのに大変でしたが、添削指導で励ましの言葉をもらいながら勉強を重ねていくうちに徐々に思い出すことができました。最後の1か月は過去問題集をひたすら何度も解き続けたことで出題のポイントをつかむことができ、当日は焦ることなく問題を解くことができました。テキストもうまく解説されていますし、あとはコツコツと問題を解き、己の力を信じることが合格への近道だと思います。(会社員 30代)対象者対象者日商簿記検定2級合格を目指す方受講期間受講期間4か月在籍期間 8か月特 別受講料特 別受講料17,280円一般受講料 22,680円教材構成・テキスト・・・・・・・2冊・問題集・・・・・・・・・2冊・問題集 解答と解説・・・・2冊・本試験過去問題 (解答解説つき)・・・5回分・ライセンス・スクウェア・添削・・・・・・・・・・・4回リポートの種類執 筆講師添削型公認会計士 澤 昭人日商簿記検定とは?年間60万人超が受験する資格試験で、4級~1級があります。2級は企業会計の基礎を扱い、「高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得し、財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況も分かるので、株式会社の経営管理に役立つ」資格とされます(日本商工会議所HPから)。《テキスト誌面イメージ》当座預金は、小切手を使えるのが最大の特徴ですが、この小切手の処理で問題となるのが、会社側の処理と銀行側の処理のタイミングが異なることです。そのため、会社側の帳簿残高と銀行残高に違いが出ることがあります。そこで会社は、期末になると銀行から残高証明書という残高の確認書を入手し、会社の帳簿残高と銀行残高を比べて、違いがある場合には銀ぎん行こう勘かん定じょう調ちょう整せい表ひょうという表を作成してその原因を分析します。小切手の会社側の処理は、振り出した時点で当座預金の減少としました。ところが実際に当座預金口座の残高が減少するには、次の図のような流れを経なければなりません。小切手を受け取った会社(A社)は、自社の取引銀行(乙B/K)に小切手を持ち込みます。これを取とり立たて依い頼らいまたは呈てい示じといいます(③)。銀行では小切手が呈示されると、これを手形交換所と呼ばれる決済機構に持ち込み、小切手を振出会社(当社)の取引銀行(甲B/K)と決済し(④)、実際に金額が引き落とされ、振出会社に通知が行きます(⑤)。この一連の処理の流れにおいて、会社側処理と銀行側処理のタイミングが異なる可能性があるのです。このズレは通常数日なので、期中はそれほど問題とはなりません。しかし、決算のときには調整が必要となります。期末の残高を適正に算定する必要があるからです。当 社 A 社 甲 B/K乙 B/K手形交換所 ④決済 ④決済 ③取立依頼 ⑤引落通知 ①振り出し ②受け取り 1210Part 1Unit◇商業簿記Ⅰ◇3当座預金と銀行勘定調整表重要度☆★★以下、会社側処理と銀行側処理にズレが生じる原因を説明していきます。仕入代金などの支払いのために経理担当者が小切手を書いて営業担当者に渡し、当座預金の減少仕訳も記録したものの、営業担当者が取引の相手先に渡す前に決算日が到来してしまった場合などの小切手を、未み渡わたし小こ切ぎっ手てといいます。期末日に小切手を書いた場合などにあり得るケースです。この場合は小切手を渡していないのですから、当座預金a/cの帳簿残高を訂正しなければなりません。小切手振り出しの仕訳をしていること自体が間違っているので、振り出し時の仕訳そのものを取り消す必要があります。振り出し時にたとえば買掛金の支払いだった場合には、としていますから、これを取り消す仕訳が決算整理仕訳として必要です。買掛金a/cは、支払いを取り消すのですから、増加させるために貸方に計上します。ただし、相手勘定が広告宣伝費などの費用である場合、その相手勘定を減少させることはせずに未払金a/cを計上します。なぜなら、費用としてすでに発生しているものを取り消すのはおかしいからです。このため、支払期日が到来しているのに未払いであるものとして未払金a/cで処理するのです。31当 社 A 社 甲 B/K乙 B/K手形交換所 渡していない=未渡小切手 振出時の仕訳:(借)買 掛 金 ×××   (貸)当座預金 ×××決算整理仕訳:(借)当座預金 ×××   (貸)買 掛 金 ×××振出時の仕訳:(借)広告宣伝費 ×××   (貸)当座預金 ×××決算整理仕訳:(借)当座預金 ×××   (貸)未 払 金 ×××11Unit3当座預金と銀行勘定調整表コースのねらい●商業簿記および工業簿記の重要な論点を押さえ、練習問題に取り組むことで実力の定着を図ります。●財務諸表や原価データを読みこなし、企業の経営状況を把握できるレベルの財務知識を身につけます。特 色●検定合格に必要な無駄のない教材で完全合格を目指します。●知識習得(テキスト)~演習(問題集)~復習(テキスト)のサイクルを徹底します。●ビジュアルで視覚的にも楽しく学習を進められる紙面構成です。●実践力強化のため過去問題(5回分)を用意。最新の傾向を知ることができます。●最終回のリポート(提出課題)では、本試験に準拠した総合問題を用意。合格を意識した取り組みを促します。カリキュラム1商業簿記Part1[商業簿記Ⅰ] ① 株式会社会計       ② 現金預金 ③ 当座預金と銀行勘定調整表 ④ 手形と債権・債務     ⑤ 有価証券 ⑥ 固定資産等        ⑦ 引当金 ⑧ 商品売買         ⑨ 税金 ⑩ 決算と財務諸表Part2[商業簿記Ⅱ] ⑪ 純資産の部と剰余金の配当 ⑫ 本支店会計        ⑬ 伝票会計 ⑭ 圧縮記帳         ⑮ リース取引 ⑯ 外貨建取引 ⑰ 連結会計① 総論・資本連結 ⑱ 連結会計② 成果連結・連結精算表 ⑲ 課税所得の算定方法    ⑳ 税効果会計 ㉑ 製造業を営む会社の決算処理2工業簿記① 工業簿記と原価計算  ② 費目別計算   ③ 製造間接費④ 部門費計算      ⑤ 個別原価計算  ⑥ 総合原価計算⑦ 製造原価報告書    ⑧ 本社工場会計  ⑨ 標準原価計算⑩ 直接原価計算※教材構成・カリキュラムなどは変更になる場合があります。*資格試験情報➡P.369346コースコードA6N0▶財務・会計日商簿記検定2級受験2級検定合格に必要なスキルをビジュアルな教材で無理なくマスターします簿記は、会社の経営数字を理解する上でビジネスパーソンに必須のスキルです。このコースは、日商簿記検定3級程度の知識をお持ちの方を対象に日商簿記検定2級の合格を目指すプログラムになっています。より高度な簿記・財務の知識を身につけたい方におすすめのコースです。最新の検定試験出題区分に対応しています。マネジメント次世代リーダー職 能 別パソコンスキル語  学ビジネス教養資格取得支援ビジネススキルマネジメント(階層別)資格試験情報317

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