通信研修総合ガイド2018
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対象者対象者国際派のビジネスパーソンとして、日本の伝統文化や作法についての見識を深めたい方大人の振る舞いや「和」のノウハウを身につけ、リーダーとしての言動に磨きをかけたい方受講期間受講期間2か月在籍期間 4か月特 別受講料特 別受講料17,280円一般受講料 22,680円(再受講不可)教材構成・『日経おとなのOFF』特別編集版・・・・・2冊・『日経おとなのOFF』本誌1年間・・・・12冊・学習の進め方・添削・・・・・・・・・・・2回リポートの種類『日経おとなのOFF』(日経BP社発行)『日経おとなのOFF』は、最前線で活躍するビジネスパーソンが「“OFF”を楽しむ大人の教養を身につける」情報誌です。日本の文化や風習、作法に関する記事を始め、旅やマナー、美術、歴史、本、神社仏閣など多彩なテーマの知識や情報をお届けします。《テキスト誌面イメージ》P47~ 51の衣装協力「株式会社 萌」講師・今井ゆうさんいまい・ゆう広告・雑誌等で幅広く活躍中のコーディネーター。『日経おとなのOFF』の表紙を飾る女優の衣装コーディネートを担当。スタイリスト養成学校で後進の指導にも当たっている。和の色と柄和装の上級者が好む色老舗呉服店で使われている反物の色見本帳。色名ごとの微妙な色の違いがよく分かる。朱色に近い色でもこれだけの種類がある。こうした色見本帳は江戸時代に入ると使われ始めた。色見本帳は(有)幸やまと提供。焼いた鉄の表面の色に似ていることからこの名が付いた。暗めの青と灰色の混じった色で、年齢を問わず着られる色だ。紺色では元気過ぎるし茶では落ち着き過ぎる、そんな時には、品の良さを醸し出す中間色の鉄色が最適だ。特に男性の着物に多い色である。鉄 色 てついろやや灰色がかった藤色系の色。山鳩の、紫色に輝きながら淡い灰色にも見える羽根の色が、語源といわれる。大正から昭和初期にかけて鳩羽色の着物が大流行した。写真の反物は、薄く地紋の入った色無地。家紋を入れれば略礼装として結婚式などにも着ていける。鳩羽色 はとばいろ苔のような黄緑色で、苔色とも抹茶色とも呼ばれる。抹茶の薄緑色を連想して千利休から名が取られた。ある程度の年齢に達して似合う大人の色でもある。利休色の場合は締める帯の色も大切。茶系や灰色系の帯など、侘わびた配色の組み合わせがぴたりと決まる。利休色 りきゅういろ黄みがかった灰色。古くから染色の材料として灰から絞り出した汁を用いていたことから、この名が付いた。着物を着慣れた人こそが選ぶ、枯れて落ち着いた色。若い人が着ると色に負けてしまう。男性が羽織、着物などに灰汁色を使えば、お洒落度が格段に増す。灰汁色 あくいろ赤みのある薄茶色。胡桃の樹皮や実を使って染めたことからこの名が付いた。和服を着慣れた人たちは、優しく柔らかな印象のこの色を好む。地の色が濃いめなので、光の当たり方によって地紋(写真は葡萄唐草模様)が浮き出し、隠れたお洒落感が楽しめる。胡桃染 くるみぞめ青みのある黄緑色を浅葱色という。葱ねぎの若芽のような淡い緑色だからだ。この浅葱色をさらに薄く、水色がからせた色が水浅葱である。江戸時代には、武士の裃かみしもにも使われた由緒ある伝統色。着物上級者が水色系を着る場合、格調の高いこの色が好まれる。水浅葱 みずあさぎ 昔は貴重な衣服が虫に食われないようにするため、防虫効果も兼ねて反物を染めることも多かった。生姜科の植物、うこんで染めた赤みがかった黄色のうこん色、藍染めで知られる藍色などはその典型である ところで、着物好きの人たちは、「こっくりした色」という表現をよく使う。「これは温かみがあって、ふんわりとした色合いと風合いを言い、胡くるみ桃染ぞめなどは、この表現がぴたりとはまる色ですね」。 紅を含んだ胡桃染は、通が好む独特の色合いだ。例えば、「だいだい色」に近いような鮮やかな色は派手過ぎて、和装の上級者には普通は好まれない。もし、そのような暖色系を着たい場合、それこそ胡桃染などが好まれる。 このように和装の上級者がこぞって好む色がある。原色ではなく、そこに少し灰色を混ぜたような、くすんだ色合いで、得もいわれぬ渋さを放つ。 渋めの着物には、鮮やかな色の半衿(着物の下からのぞく長襦袢の衿)や帯締めを組み合わせる。このようなさりげないアクセントも上級者の技。逆に着物そのものが派手な色だと、どうしても着物初心者風に見えてしまうし、時と場合、そして着る人によっては、野暮な印象にもなりかねない。「陶芸しかり、茶道しかり、日本人は物事を突き詰めていくと、次第に渋いものを好むようになります。色にも同じことがいえるのです」。 普段、洋服で接している友人知人が、結婚式やパーティーへ、和服姿で現れる。それがまた見事で、思わずハッとさせられてしまった、そのような経験は誰にもあるだろう。昨今は着物ブームでもあり、若い女性が上手に着ていたり、男性の間にも和服愛好者が増えている。 このような時に、気の効いたひと言が言えるといいのだが、どうにも、その〝言葉〞が出てこない――。 そう、和服は色も柄も多種多様、その名称にも疎うとい。本当は”朱とき鷺色“と呼ぶべき色の着物を見て、「そのピンク色いいね」などと言ってしまっては、どうも品格に乏しい。 ここでは頼りになる講師を招いて、主に和装で使われる色と柄のエッセンスだけでも学んでおこう。「和の色」「縞の種類」、そして「格の高い柄」の3点について今井ゆうさんに聞いた。 まずは和の色から見てみよう――。 そもそも和の色は、草木染のように、植物など自然の素材で染める。現代では、そうした伝統色でも化学染料で染めることが多いのだが、本来は天然素材の色であるわけだ。だからこそ、はっきりとした原色とはひと味違う、深く微妙な色合いが数多くそろう。 それは名称に如実に表れている。萌もえ黄ぎ、若わか竹たけ色、落おち栗ぐり色、朽くち葉ば色などなど、日本各地で四季折々、見かける風景にある色だ。日本人がいかに季節感を重んじ、なおかつ自然から多くの物事を吸収していたかがよく分かる。 日本の自然とひと口に言っても、東西南北、地域によっても違う。当然、伝統色は、染物の産地ごとに同じ色名でも微妙に色が異なる。「色見本などない時代に作られた色が多いので、これも当然のことだったのです」(今井さん)。これもまた、機械やデジタルの世界では見られない面白みだ。を染める和色柄これだけは押さえておきたい4647コースのねらい●日本の古典文学、伝統芸能、日本画から着物、風呂敷や小物の扱い方、神社・仏閣まで、日本文化のポイントを、コンパクトにまとめて効率よく学習します。●和室での振る舞い、和食の作法から節句・節気、美しい日本語まで、「和」の作法を、具体的に身につけます。●一目置かれる大人の振る舞いや、明日から使える「和」の教養を身につけ、グローバルに活躍するビジネスパーソンとして磨きをかけます。特 色●“日本の伝統文化の知識”や「和」の作法は、過去に好評だった記事を再編集した美しいビジュアルな教材「特別編集版」2冊で、具体的に身につけます。●“知識や作法のポイント”は、2回の添削リポートでチェック。理解をより正確なものに高めます。●“現代に生きる日本文化の「旬」の情報”は、月1回送られてくる『日経おとなのOFF』で継続的に理解します。●グローバルリーダーとして活躍するために恥ずかしくない、品格ある「大人の教養と振る舞い」に磨きをかけます。※このコースは、日経BP社の出版物を教材として使用しています。このコースの主催・企画は(学)産業能率大学であり、日経BP社は、教材となる『日経おとなのOFF』を提供しています。※教材のうち、『日経おとなのOFF』誌の発送開始は、他の教材セットのお届けから2週間程度かかる場合がありますのでご了承ください。※『日経おとなのOFF』の送本期間は、コースに定められた冊数が基準となります。カリキュラム1『日経おとなのOFF』特別編集版① 入門・日本の伝統文化① 古典文学 -源氏物語・枕草子・徒然草他-② 伝統芸能 -歌舞伎・落語・能・狂言-③ 日本画    ④ 和の装い -小物・色柄・着物-⑤ 神社・仏閣  ⑥ 日本文化の常識Q&A2『日経おとなのOFF』特別編集版② 入門・和の作法① 和の作法      ② 和食の作法  ③ 節句・節気④ 祝儀袋と不祝儀袋  ⑤ 日本語の作法購読『日経おとなのOFF』本誌1年分(12冊)を、毎月、日経BP社から直接お届けします。※教材構成・カリキュラムなどは変更になる場合があります。グローバル化時代の今だからこそ求められる品格ある「和」のこころ・作法を身につけるこのコースは、日本の伝統文化や作法を学習する「通信研修」と最新情報を提供し続ける『日経おとなのOFF』誌のコラボレーションによって、学習の習慣化を目指す新しいタイプの通信研修です。グローバル化の前提として、日本固有の文化や作法などを理解し、正しい見識を身につけることが求められている今日、国際派のビジネスパーソンとして、新入社員から上級管理者まで幅広い層の方におすすめしたいコースです。312コースコードB4K0▶日本文化『日経おとなのOFF』で学ぶ日本文化マネジメント次世代リーダー職 能 別パソコンスキル語  学ビジネス教養資格取得支援ビジネススキルマネジメント(階層別)資格試験情報297

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