通信研修総合ガイド2018
22/428

若手の成長を支援する6つの新コースをご紹介します。仕事の基本! PDCA52 最近の研究では、特定のリーダー一人だけでは課題解決はできないから、メンバーが集合的にし、団体戦で解決するという議論が活発です。リーダーだから、管理者だから自分の言うことを聞けというコントロール型の考え方を改めないと、生産性は上がっていきません。日本のマネジャーと呼ばれる人たちの中には、まだリーダーシップはコントロールだという発想から抜けられない人が多くいます。しかし、現代はフォロワーの主体性をいかに引き出すかがリーダーシップなのです。リーダーは組織が目指すものを発信し、フォロワーはそれに共鳴し、積極的に関わり、全員が当事者意識を持つ。そうした関係ができないと、今後求められる組織のリーダーシップはとれないということです。大きく二つあります。一つは若手社員のビジネスマインド、働く軸をはっきりさせることが必要です。一人ひとりが各々の志望動機を持って入社してきたわけですが、最初も言ったように実は漠然としていますから、3年ごとぐらいに、内省して自分は何のために働くのか、何を目指すのかということを明確化させることが重要です。小野先生が指摘されたように、経済的な報酬に対する動機付けが以前よりは効かなくなってきていますから、外発的な動機付けではなく、内発的な動機付けが重要になるということです。もう一つは、それを受け止める側や指導する側の上司層も変わらなければなりません。いかに内発的動機付けのアプローチで若手社員のやる気を高めていくかということを、マネジャー層は学ぶべきです。心理学者のデシ氏によれば、内発的動機付けには二つのポイントがあると言われています。一つは有内発的動機付けのアプローチでやる気を高め、絶えざるセルフリニューアルが必要となる--さまざまな考え方のあるリーダーシップ理論ですが、組織としてどのような若手社員を育成していくべきなのでしょうか。能感。自分はやればできる、得意である、自信が持てるということです。もう一つが、自己統制。コントロールできるということです。つまり、有能感と自己統制という二つの感覚が、内発的動機付けを喚起する重要な要素と言われています。数年前、組織心理学のエドガー・シャイン氏の講演で「私はけっこういい年になるが、いまだに学び続けている」とおっしゃっていました。あれほどの大先生がまだ学び足りないというのを聞いて、自分自身も反省したのを覚えています。何かのポジションについたらそれで終わりということは決してなく、一生学び続けていかなくてはならないということです。絶えずセルフリニューアルして、絶えずバージョンアップをしていかなければなりません。ですから、若手であろうが、シニアであろうが、ずっと学び続けていく環境がないと組織自体も大きな環境の変化に適応できません。学ぶ習慣や必要性を、いかに組織の階層に関係なく根付かせることができるかが、非常に重要になってくると考えます。前川小野2018年度新規開講 若手フォローアップ通信研修P.107仕事の基礎を固める仕事の基本! 職場の5S53P.108仕事の基礎を固める54P.109周囲とのコミュニケーション力を高めるこれだけは知っておきたい 正しい日本語~その使い方、大丈夫?~ 55P.110周囲とのコミュニケーション力を高める56P.111成長の礎(いしずえ)を築く57P.112若手を指導する若手社員の受け入れ方・接し方・育て方~定着と早期戦力化をめざす~ 伝え方入門~伝えたつもりじゃ伝わらない!~ホップ・ステップ・リーダーシップ~みんなを巻き込める人になろう~ 前川氏と小野氏は、本学の新コース「ホップ・ステップ・リーダーシップ」の開発に携わっていただきました。新コース・リニューアルコースのご紹介特集「働き方」「学び方」の温故知新学びの提案20

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る