通信研修総合ガイド2018
200/428

受講者の声難しそうなテキストだと思ったが、読んでみると興味深い内容が多かった。企業の戦略は理論的にも適切であるものが多く、思いつきでやると失敗する可能性が高いことが分かった。これからこのテキストで勉強したことを自分の担当する部門の戦略立案に生かしていきたい(メーカー 40代)対象者対象者営業・売場担当者、商品開発担当者、販売促進担当者受講期間受講期間2か月在籍期間 4か月特 別受講料特 別受講料17,280円一般受講料 22,680円教材構成eTextあり・テキスト・・・・・・・2冊・別冊・・・・・・・・・・・1冊・添削・・・・・・・・・・・2回リポートの種類+講師添削型■リポートのイメージ イタリアンレストランを経営するY社が製造している地ビールは、おいしい水と厳選した素材を独特の製法でスッキリとした爽やかな味わいに仕上げ、ブランドに地名をつけて販売している。その希少性からナショナルブランドのビールより価格は高いが評判は良い。Y社のレストランでは、ほかにも次のビールを提供している。Aビール:熱処理をしていない生ビールでのど越しが良く、現在最も飲まれているドライビールBビール:高年齢層を中心に支持が多い、長時間貯蔵して熟成させた苦味のあるラガービールCビール:吟味した原材料を特殊製法で仕上げた、高品質で苦味の強いプレミアムビール〔設問1〕 Y社の地ビールの位置付けが明確になるように、右記のポジショニング・マップの空欄①と②に適切な語句を入れ、軸の設定を完成させてください。なお、縦軸は商品特性(味)、横軸は顧客の嗜好性の軸です。〔設問2〕 A~Cのビールをポジショニング・マップ上に位置付けてください。①②地ビール一般的な定番志向苦い味《テキスト誌面イメージ》・課題解決では状況判断、課題形成、方策立案という手順を踏むことが必要であることを確認します。・課題形成のステップでは、問題とその原因を的確に把握し、発見した問題状況の中から、取り組むべき課題を明らかにすることが重要であることを学びます。8前節で戦略と戦略的思考についての概要がご理解いただけたと思います。この節では戦略的思考を身につけるための第1歩として、課題解決の手順を説明します。企業戦略の策定であっても営業パーソンの活動計画であっても、抱えている問題を解決することが重要だからです。従来の問題解決は、状況判断と方策立案の2つのステップから成り立っていました。状況判断のステップでは問題を取り巻く状況や問題そのものを確認し、方策立案のステップでは問題解決に向けた計画を立案していました。従来のビジネスパーソンは、問題は上司から与えられていたため、効率的かつ効果的に問題を解決することが活動の中心であり、状況判断については、あまり重要視されませんでした。しかし現在では、競争構造が複雑化し、顧客のニーズも多様化かつ複雑化しています。どのような状態であるかについて、表面的な現象だけでは判断できません。そして誤った状況判断の下では、誤った方策を立案してしまうことになります。そのため、十分な分析を踏まえて、状況を判断することが求められるようになってきたのです。また、環境が激しく変化し複雑な状況下では、諸問題も複雑に絡み合っています。状況判断が不十分なままで具体的な方策に落とし込課題解決の手順1課題解決とフレームワークの活用2節ここで学ぶこと9第1章 方策づくりの全体像を確認するんだのでは、有効な方策が立案できるはずがありません。そこで、方策を考える上で必要な情報を的確に収集し、論理的に整理・分析し、整合性をもって説明できるような「状況」として認識することが重要になっています。その上で、「何が問題なのか」「その原因は何か」を的確に把握し、発見した問題状況の中から、取り組むべき課題を明らかにすることが求められるようになってきました。実際に現場で顧客や競合企業と直面しているビジネスパーソンは、自社の戦略を踏まえながらも、状況判断、課題形成、方策立案という手順によって、実行性のある解決策を立案することが必要になってきたのです。図表1-1は、ビジネスパーソンが課題解決をする際の一般的な手順です。図表1-1課題解決の手順状況判断課題形成方策立案実行・評価◆方策を考える上で必要な情報を的確に収集する◆収集した情報を論理的に整理・分析し、整合性をもって説明できるような「状況」として認識する◆状況判断を踏まえて、「何が問題なのか」、そして「その原因は何か」を的確に把握する◆発見した問題状況の中から、取り組むべき課題を明らかにする◆各方策を比較・検討し、優先順位をつけて評価する◆比較・検討する際に、その方策を実行した場合の結果や影響を想定する◆明らかにした課題を解決するための手段や方法を探索し、具体的な方策案を立案するコースのねらい●日頃、競争に直面しているビジネスパーソンが、方策を検討する際に活用できるフレームワークを学習します。●自分の行動に対して、競争相手や顧客はどう反応するかについて論理的に考える力を身につけます。特 色●企業事例とともにビジネスパーソンが職場において遭遇することが多いケースなどを豊富に紹介していますので、興味深く学習でき、実務に活用しやすくなります。●初学者にも理解できる平易な記述、豊富な事例、ビジュアルな教材デザインのテキストにより、忙しいビジネスパーソンでも効率的に学習できます。カリキュラム1競争戦略の3つの視点① 「競争に勝つ」とは② 有利な環境を発見し、適合する③ 有利な環境をつくる④ 経営資源によって競争する第1分冊で紹介する事例◆GEと日産の事業の再編◆ユニクロとしまむらの価値連鎖◆エプソンの経営資源の強化◆サントリーのプレミアムビールとアサヒのスーパードライ◆トヨタ自動車と協力企業との補完関係◆QBハウスによる理容業界のルール破壊◆補完と競合の共存(関西地区鉄道の例、秋葉原の電気街の例)◆ネットワーク間競争(DVD規格の例、アトム電気チェーンの例) ほか2戦略のフレームワークを使いこなす① 方策づくりの全体像を確認する② 外部環境を分析して課題を形成する③ 内部環境を分析して課題を形成する④ 外部と内部の環境を組みあわせて課題を形成する⑤ 自社が勝てる市場を定める⑥ 方策をつくり上げる第2分冊で紹介するフレームワーク◆PEST分析・PPM分析・SWOT分析◆ポジショニングマップの作成◆価値曲線◆アクション・マトリックス ほか別冊マーケティング・トピックスマーケティングにおける今日的動向を分かりやすく解説しています。eTexteTexteText競争相手が最もやられたくない方策を採る商品が行き渡り、消費が飽和しつつある成熟した市場では、新しい価値の創造とともに、競争相手のシェアを奪うことで売上や利益を維持・向上させることが必要になります。また、複合商品の増加、M&Aや提携などにより、昨日の味方が今日の敵になり得ることや競争の仕方の多様化から、自分の担当する市場における競争状況を押さえることが重要です。このコースでは競争相手に勝つための方策をケースを交えて学習します。143コースコードA9O0▶ビジネス・スタンダード▶戦略・マーケティングすぐに使える競争戦略のセオリー■レベル初級中級上級マネジメント次世代リーダー職 能 別パソコンスキル語  学ビジネス教養資格取得支援資格試験情報ビジネススキルマネジメント(階層別)198

元のページ  ../index.html#200

このブックを見る