通信研修総合ガイド2018
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コースのねらい●これからの日本企業の成長と発展に欠かせない「イノベーション」について、その基本的な考え方や発生のメカニズムを学びます。●業種やタイプの異なるイノベーションの事例を通じて、企業行動に対する見方を深め、市場や競合への考え方を養います。特 色●最新の知見も含めたイノベーションの理論を平易に学んだ後、発生のメカニズムや組織におけるステップを整理し、イノベーターとしてどのような考え方や行動をとっていけばよいのかを知ることができます。●タイプの異なる実際の企業事例を、ビジネススクール風の模擬ディスカッションなどを交えながら学んでいくことで、多様なものの見方・考え方を養うことができます。カリキュラム1ビジネスを変える イノベーション① イノベーションはなぜ求められるのか・企業の成長      ・変化への対応・新たな雇用の創出   ・社会課題の解決② イノベーションとは何か・イノベーションの定義と分類・破壊的イノベーション・その他の新たなイノベーション③ イノベーションのメカニズム④ イノベーションを起こす人と組織・イノベーションを起こす人々・イノベーションを育み、支える組織⑤ イノベーションをどう実現するか・市場ニーズの把握  ・アイデアの創出と選定・イノベーションを実現する組織・イノベーションのマネジメント2ケースで学ぶ イノベーション・コダック:破壊的イノベーション・カシオ:QV-10という奇跡・松井証券:サービスのイノベーション・アスクル:ニーズの発見と社内ベンチャーの意義・任天堂:ファミリーコンピュータ・ヤマト運輸:「社会を便利にしたい」という思い・ソニー:wenaが描く未来※教材構成・カリキュラムなどは変更になる場合があります。eTexteText142コースコードB9O0▶ビジネス・スタンダード▶イノベーション~ものの見方・考え方が変わる!~7つのケースに学ぶイノベーション思考対象者対象者事業活動や業務を革新して成果を生み出したいと考えている方イノベーションの考え方や企業事例に興味のある方受講期間受講期間2か月在籍期間 4か月特 別受講料特 別受講料15,120円一般受講料 20,520円教材構成eTextあり・テキスト・・・・・・・2冊・添削・・・・・・・・・・・2回リポートの種類+講師添削型新しい製品新しいサービス新しいプロセス経済的な価値市場・社会への普及イノベーションとは:新しい製品、新しいサービス、新しいプロセスが普及することで、経済的な価値を生み出すこと基本的なセオリーと7つのケースを通じて、イノベーションへの見方・考え方を学んでいきます。《テキスト誌面イメージ》012013 企業には、基本的に成長が求められます。株式を公開している企業には株主が、公開していない企業にも投資家が成長を求めます。成長できない企業には優秀な人材も資金も集まらず、またその多くが衰退していきます。そのため企業の経営者は常に、どのようにして企業を成長させるかに頭を悩ましています。 製品やサービスは通常、市場に参入したものの売り上げが伸びる前の「導入期」、認知度が増して売り上げが伸びる「成長期」、需要が頭打ちになり競争が激化する「成熟期」を経て、ついには需要が減少して売り上げが低下する「衰退期」を迎えます。これは「プロダクトライフサイクル」という考え方です。この考え方は、多くの製品やサービスに当てはまります。企業が持続的に成長し続けるには、衰退期を迎えた製品やサービスに代わる、新たな製品やサービスが必要になります。 高齢化が進む日本の市場は成熟しており、多くの人は製品やサービスの機能や品質に満足し、すでに十分にモノを持っていると感じています。企業は、既存の製品やサービスを改良するだけでは競合他社との差別化が難しく、製品やサービスの価値が低下して価格競争に巻き込まれる「コモディティ化」も進んでいます。 そのため日本企業には、「これまでとは異なる付加価値を提供すること」「これまでと異なる市場を開拓すること」が求められているのです。イノベーションはなぜ求められるのか第1章企業の成長この節では、企業の成長と、そのためにイノベーションが必要になる理由について学習します。そもそも「企業が成長する」とは、どういうことなのでしょう。そのためには何が必要になるのでしょうか。1企業にとっての成長と日本の企業が置かれた状況1プロダクトライフサイクル図表1-1 では、イノベーションは、企業を成長させる上で、どのような役割を果たすのでしょうか。 まず、イノベーションは単に新たな製品やサービスを開発するだけではありません。その製品やサービスを求める新たな顧客を開拓することで、新たな事業の立ち上げを可能にします。これにより、「成熟期」を経て「衰退期」を迎える既存事業に代わって、「導入期」の後に「成長期」を迎える新規事業が、既存事業の落ちる売上げを補完し、企業を新たな成長へと導きます。つまり、企業はイノベーションを起こし続けることで、はじめて持続的な成長が可能になるのです。 また海外事業を展開においても、イノベーションが必要になります。多くの場合、国内の顧客に提供している製品やサービスと、海外の顧客が求めるものとは異なるからです。そのため、国内で売れている商品を海外でそのまま販売するだけでは成功できません。成功するには、海外顧客にとっての価値を再定義する必要があるのです。 そもそも、製品やサービスには様々な価値の軸が存在します。テレビであれば、画素数などの画質を重視する人、価格が最優先の人、3D対応や画面分割などの機能が欲しい人もいます。機能でも、一日のうち何時間も停電する途上国では、バッテリ搭載の停電対応型テレビが必要になるなど、置かれている環境によって必要な機能は異なります。つまり、企業の成長にイノベーションが果たす役割2売上時間導入期成長期成熟期衰退期2018 NEW「イノベーション」がわかると、ビジネスの見方・考え方がかわる企業の成長や発展のためには、「イノベーション」が欠かせません。破壊的なイノベーションによって業界地図が激変することもあれば、社会課題の解決や人々の暮らしの向上に大いに貢献することもあります。「イノベーション」は、単なる技術の革新にとどまらず、普及し成果をもたらすまでが重要であり、プロセスやサービスにも適用できます。このコースは基本的な考え方を押さえた上で、ケースを中心に楽しみながらイノベーションへの見方・考え方を養っていきます。玉田 俊平太(たまだ しゅんぺいた)関西学院大学経営戦略研究科 教授米ハーバード大学大学院にてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略との関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。筑波大学専任講師、経済産業研究所フェロー等を経て現職。専門は技術経営、科学技術政策。主な著作に『日本のイノベーションのジレンマ』(翔泳社)等がある。〈監修者プロフィール〉■レベル初級中級上級マネジメント次世代リーダー職 能 別パソコンスキル語  学ビジネス教養資格取得支援ビジネススキルマネジメント(階層別)資格試験情報197

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