ベトナム人材育成事業について2019/01/16

本学は設立当初からアメリカの科学的管理法を日本に紹介し、日本的な“能率”の考えを普及してきました。 特にアメリカをはじめ中国、台湾、韓国、タイ、インドネシアなど、アジア諸国との交流・人材育成を多数支援してきました。 ベトナムに関しては2013年に同国の政府の金融機関の経営幹部を対象とした訪日視察研修を実施したことを機に日本国内、ベトナム国内において民間企業、公的機関の方々を対象に、幅広いテーマで多くの研修を行い、ベトナム人材育成を支援するようになりました。 そういった人材育成活動において、マネジメントを中心にリテンションや人事制度など、多くの課題に対する支援の依頼が寄せられています。

「マネジメント基本研修（ベトナム企業・初級管理者対象）」「現場マネジャーのためのチーム力強化研修（ベトナム日系企業ベトナム人マネジャー対象）」「問題解決研修（ベトナム企業・職場リーダー対象）」…

「日本式ＯＤ（組織開発）の考え方と実践セミナー」「日本式管理者基本セミナー」…

「Management Basics1コース」「Management Basics2コース」「KAIZENコース」…

「リーダーシップ＆モチベーション研修（公的金融機関・経営幹部）」「公共行政政策研修（地方政府・幹部職員）」「ハイテクアグリ研修（党の農業関係幹部、Ｈ市農業関係幹部）」「金融機関人事管理研修（大手銀行・人事スタッフ）」「幼稚園園長研修（Ｈ市幼稚園園長を対象にベトナムと日本で実施）」「環境行政マネジメント研修（党機関・環境行政分野幹部）」「ジャーナリズム研修（新聞社、ニュース配信企業編集局幹部）」「ヘルスケア（医師・健康管理委員会スタッフ対象）」…

ベトナム人材育成に関する代表的なプログラムをご紹介します。

※その他の集合研修プログラムテーマ：「リーダーシップ」「コミュニケーション」「部下育成」「製造現場の品質管理」「製造現場の５Ｓ」「現場のKAIZEN」「ＣＳサービスマネジメント」…

※その他のコース：「KAIZEN」も準備中です。

● 2018年８月16日にホーチミン市において、日越人材協力センター（ＶＪＣＣ）様と共同でベトナム人マネジャーを対象に「日本式ＯＤ（組織・職場開発）の考え方と実践セミナー」を実施しました。
ベトナム企業から多数の参加がありました。
ディスカッション、質疑応答をとおして参加者から積極的な発言があり大変白熱したセミナーになりました。
社員の育成と定着についての問題、モチベーションの向上施策など、共通の課題について気づきの場となりました。

● 2018年10月15日～24日の10日間、ベトナムの大手新聞社・通信社の編集局幹部を中心としたジャーナリスト20名が来日し、研修を行いました。日本の専門家のレクチャーや行政機関、民間報道機関等の視察によって日本のジャーナリズムのしくみや現状を学びました。
ベトナムと日本では国の体制、制度が異なりますが、受講者はレクチャーやディスカッション、質疑応答を通じてそれぞれの状況を理解し、日本で学んだことをベトナムに持ち帰り、生かしていきたいと想いを述べて帰国しました。