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イベントリポート『人生100年時代』を生き抜く 個人・組織の成長につながる『学び』と『仕組み』

2018年11月9日(金)に、東京大学大学院経済学研究科の柳川先生と、株式会社三越伊勢丹ホールディングス人事部の野島朋子氏をお招きし、SANNOフォーラム「『人生100年時代』を生き抜く 個人・組織の成長につながる『学び』と『仕組み』」を開催しました。

【開催概要】

日時:2018年11月9日(金)13:30〜17:00
会場:産業能率大学 代官山キャンパス(産能マネジメントスクール)

第1部【基調講演】未来に向けた「独学」のすすめ

東京大学大学院経済学研究科 教授 柳川 範之 氏

第1部では、中学校卒業後から東京大学の大学院に入るまで「独学」をされていた柳川先生から、「人生100年時代」を迎え、誰にでもセカンドキャリアがある時代にビジネスパーソンへおすすめする独学について、背景にある社会情勢や求められるスキルアップ、「独学の効果的な方法」や必要になる心構えなどについて、お話しいただきました。
独学は「3日坊主」になってしまう人が多いとよく言われますが、それは「当たり前のこと」であると捉え、「休み休み走れば良い」「挫折しても良い」「生真面目に貫徹しないことが大事」とお話をされる柳川先生に、参加者の皆さまが驚き、そして大きくうなずいている様子が印象的でした。また、「本は出来るだけ疑いながら読む」「正解のない勉強が大事」といった具体的な学習方法は、非常に参考になるものでした。

第2部【企業事例】社員の力とやる気を引き出す自律的なキャリア形成支援策

株式会社三越伊勢丹ホールディングス人事部 人事ディビジョン マネージャー 野島 朋子 氏

第2部は、本フォーラムの主要な参加者である人材育成担当者の皆さんが、「人生100年時代」を歩んでいる社員に対して、組織はどのようにキャリア形成の支援をしていくべきか、その実現のためにどのような「仕組み」を導入すればよいのかを考えるセッションでした。
株式会社三越伊勢丹ホールディングス人事部の野島氏をお招きし、同社を取り巻く環境変化、同社が注力している営業戦略、そして、その戦略を推進する人材を育成するビジョンとさまざまな施策まで、体系的にお話しいただきました。

同社の施策における重要なキーワードは「手挙げ」、つまり社員の意欲です。意欲をもっている社員が生き生きと働き、そして学ぶことができる、さまざまな制度や仕組みを充実させていることが印象的でした。
中でも参加者の皆さんの関心が特に高かったのは、社員の自律的な学びの場「SNACK(Skill:技術)(Attitude:姿勢/振る舞い)(Knowledge:知識)(Network:ネットワーク)(Communication:コミュニケーション)の頭文字」です。これは、朝と夜の時間を使って、社員が教え合い、学び合うための仕組みですが、講演後の質問はこの「SNACK」に関することに集中しました。社員の自律的な学びを引き出すために、どのような施策を実施すればよいのか模索なさっている企業のご担当者は多く、好事例を共有していただくことの意義深さがうかがわれました。

第3部 個人の学びを後押しする本学学習サービスのご紹介

産業能率大学 普及事業本部 マーケティング部 井上 基司

第3部では、マーケティング部の井上から、個人が主体的に学ぶ機会としてご利用いただける、本学が提供しているサービスをご紹介しました。
教育機関の中で最も多い440コースを提供している「通信研修」や、毎年1万人以上の方にご参加いただいている「公開セミナー」をはじめ、MBAも取得できる「大学院」、4年制も短期大学もある「通信教育課程」など、本学では多様な学習サービスを提供しています。中でも今ぜひ皆さんにおすすめしたいものということで、「SANNO 夜活講座」を詳細にご紹介しました。
「SANNO 夜活講座」は、平日19時から東京駅直結のサピアタワーで開催している、2時間(一部は2時間半)で効率よく学べる講座です。この講座の特徴は、ビジネススキルに加えて、お酒やスポーツなどの趣味・ビジネス教養など、テーマが多種多様なことです。さらに、ほとんどの講座の参加費は5,000円と、個人の方にも参加しやすく設定しています。本学ホームページに掲載の、今後の開催予定と過去の開催情報をぜひご覧いただきたい旨をお知らせしました(今後の開催予定と過去の開催情報はこちらから)。

最後に

「人生100年時代」を迎えて、私たちが働く期間はさらに長くなることが予測されています。加えて、第4次産業革命に代表される技術革新に対応するためには、これまでとは異なるスピードで仕事のやり方を変える必要も出てくるでしょう。こういった社会情勢を考えると、個人と組織が明るい未来を描くためには、ますます個人の自律的な学びが重要になってきます。
私たち産業能率大学は、個人の学びの成果を通じて組織の発展に役立てるよう、これからも時代の変化に応じた質の高い学習サービスを提供して参ります。