イベントリポート『人生100年時代到来!若手リーダーの計画的育成を考える』

政府主導の元、「人生100年時代構想会議」が設置され、組織におけるキャリア形成や人材育成のあり方についても、今一度、考える時期にきております。

2017年12月6日に行われた、2018通信研修総合ガイド 完成記念イベント~人生100年時代到来! 若手リーダーの計画的育成を考える~では、学習環境デザインを専門とする東京大学大学院 教授の山内祐平氏と、研修講師&コンサルタントとしてご活躍の株式会社FeelWorks代表取締役 前川孝雄氏をお招きして、専門的、実務的なお立場からお話を伺いました。
そして最後に、若手育成に寄与する2018年度の本学通信研修新コースをご紹介させていただきました。

【第一部】人生100年時代の「働き方」「学び方」とは

人生100年時代における、若手社員のこれからの働き方に対して、組織はどのようなことに留意し、育成計画を考えて行けばよいのかご講演いただきました。

◆若手社員に影響を与える3つの社会動向
◆これから必要になる資質
◆これからの若手育成の鍵
◆ワーク・ライフ・ラーニング・バランスへ

プロフィール

東京大学大学院 情報学環教授
山内 祐平


1967年、愛媛県生まれ。大阪大学人間科学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。茨城大学人文学部助教授、東京大学大学院情報学環准教授などを経て2014年から現職。「学習環境のイノベーション」を研究テーマとしている。
著書に「デジタル教材の教育学」(編著、東京大学出版会)、「学びの空間が大学を変える」(共著、ボイックス)、「デジタル社会のリテラシー」(岩波書店)、「『未来の学び』をデザインする―空間・活動・共同体」(東京大学出版会)など。

【第二部】変革期の”若手”に求めるリーダーシップとその育て方

若手社員のモチベーションをどのように引き出し、高めていくべきなのか。企業の現場で働き方改革や活性化支援を行ってきた前川氏に、事例を紹介いただきながらポイントを話していただきました。

◆「働きやすさ」の整備から「働きがい」の創出へ
◆長く活躍するために。今の働き方の常識を捨て、新しい働き方へ
◆若手に求められるリーダーシップの3ステップ
◆若手リーダーが育つ現場を創る

プロフィール

株式会社FeelWorks代表取締役
青山学院大学兼任講師  前川 孝雄


1966年生まれ。大阪府立大学、早稲田大学ビジネススクール卒。(株)リクルートにて「ケイコとマナブ」「リクナビ」等の編集長を歴任後、「人を大切に育て活かす社会づくりへの貢献」を志に人材育成の専門家集団(株)FeelWorksを創業。著書に「『働きがいあふれる』チームのつくり方」(ベスト新書)、「上司の9割は部下の成長に無関心『人が育つ現場』を取り戻す処方箋」(PHPビジネス新書)、など。最新刊は『5人のプロに聞いた! 一生モノの学ぶ技術・働く技術』(有斐閣)。

【第三部】若手育成に効果的な通信研修の活用と新コースのご紹介

若手を取り巻く問題状況や特徴を捉えた上で、若手の早期戦力化と中長期的な成長を促す、通信研修コースをご紹介いたします。

◆若手社員の定着と早期戦力化を目指して
◆「若手フォローアップシリーズ」ラインアップ

    


     産業能率大学 総合研究所
       教材開発センター長  森島 茂人

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