【企業事例】空港情報通信株式会社様 公開セミナーの活⽤⽅法 ―階層別教育編

企業事例インタビュー

(中)空港情報通信株式会社 総務部総務課 課⻑ 飯⽥ 昌宏さん
(右)同 課⻑代理 ⻘⼭ 咲⼦さん
(左)同 主任 武⽥ 航さん

Q まずは空港情報通信様のお仕事について教えてください。

当社の業務は非常に多岐にわたります。平成30年3⽉には30周年を迎えますが、設⽴以来、主軸となっているのは「総合情報通信ネットワーク」業務で、成⽥国際空港全域に構築されているブロードバンドネットワーク、無線LANサービス、映像ネットワーク等の設備管理、監視、故障対応などを⼀括して⾏っております。
最新の情報通信技術を駆使し、24時間365⽇、途切れることなく成⽥国際空港のITトータルパートナーとして、総合情報通信ネットワークを⽀え続けることが、当社の使命です。
また、最近では、グループ会社に対してネットワークサービスを提供するようなICT分野に特に⼒を⼊れています。これは、グループ企業全体のセキュリティ対策の強化や、ITインフラの⼀元管理による運⽤性・保守性の向上を目的としたサービスのことです。その他、サーバやパソコンなどのテクニカルサポートや、成⽥国際空港内の電話通信サービスの提供、航空保安無線施設のメンテナンスなども、⼀括して当社が⾏っております。

Q 24時間365⽇⽀え続けるのは⼤変なご苦労がお有りでしょうね。何か⼯夫されていらっしゃることはありますか?

当然のことながら、シフト勤務もあります。そこで、全社⼀丸となって、ワークライフバランスを向上するよう推進活動を⾏っています。例えば、有給休暇取得促進への取り組みや⽔曜⽇のノー残業デーを徹底するような活動をしています。
また、平成27年12⽉からストレスチェック制度が義務化されましたが、当社では約10年前からストレスチェックを実施しており、従業員の健康や働きがいなどの向上を目指してきました。

Q そうした取り組みは総務部が主導されたのでしょうか?ぜひ総務部の担当業務について教えてください。

総務部総務課は「⼈事係」と「総務係」に分かれています。「⼈事係」はいわゆる給与・労務などに関する業務を担当しています。⼀⽅、われわれが所属している「総務係」は、採⽤活動・株主総会・取締役会から⼈材育成まで幅広く担当しています。

Q 貴社が求める⼈材像や⼈材育成上の課題などがありましたら教えてください。

当社の財産は「⼈」であると考えています。そのため、財産である「⼈」への教育も当然重要と考えており、『全社的なスキルの底上げ』や『マネジメントカの強化』などを⼈材育成の目的として考えています。
そこで、新⼊社員から管理職まで、階層ごとに期待する役割と、その役割発揮のために必要な教育カリキュラムを策定・計画しています。実施する教育⼿段や内容はさまざまで、ITツールを活⽤して学習するものもありますし、社内講師で実施する集合研修もあります。産能マネジメントスクールの公開セミナーもそうした教育の1つとして活⽤しています。

Q 数あるセミナーの中から、産能マネジメントスクールのセミナーをお選びいただけたポイントは何だったのでしょうか?

産能マネジメントスクールのセミナーは、主に階層別教育として利⽤しています(★の導⼊セミナー⼀覧表をご参照ください) 。
主な選定のポイントは「10年以上前から利⽤しており、実績に信頼がおけること」と「幅広い内容で、各階層に求められる要素が網羅されていること」、「他社との交流が図れるので、刺激となる経験が得られること」です。さらに、成⽥国際空港内の企業も産能マネジメントスクールの階層別セミナーを利⽤しているところがあり、グループ会社との交流が図れることもメリットだと感じています。ちなみに、階層別セミナーの多くは職場に近い成⽥会場があることも選定ポイントとなっております。
なお、テーマによっては、産能マネジメントスクール以外の外部セミナーも活⽤しています。社員の受講履歴はその後の教育⽅針や⼈事異動の参考情報としてすべて蓄積し活⽤しています。

Q 産能マネジメントスクールのセミナーに参加した⽅の声や反応について教えてください。

外部セミナーに参加した社員の「研修報告書」を基に、常に教育の⾒直しを実施するようにしています。⾒直しの基準となるのは、セミナー受講者や上⻑の評価で、その評価が低い場合は継続せずに、他部署への展開もしません。ちなみに、産能マネジメントスクールのセミナーは、参加者・上⻑両者からの評価が良かったので、10年以上継続しています。
また、2014年度から「階層別セミナー研修報告書サービス」が始まりましたよね。当社では、報告書を現場の管理職にも回覧しています。⾃部署のメンバーがどのようなことを学び、どのようなアウトプットをまとめたのかを把握することができるので、ありがたいという声を聞いています。

Q 産能マネジメントスクールのセミナーに参加した⽅が現場に戻られてからの⾏動変容について教えてください。

新⼊社員に関しては、セミナーに参加する前と後の変化が歴然でした。参加する前は、まだ学⽣気分が抜け切れていないような部分が⾒受けられた社員が、セミナーに参加した後は、だいぶ社会⼈らしくなっていました。電話応対の仕⽅や名刺交換など、社会⼈としての基本マナーが学べることと、合宿研修で他社の新⼈社員と寝⾷を共にすることで、刺激を得たことがその理由ではないかと推測しています。
また、私⾃⾝、以前産能マネジメントスクールの「ビジネスコーチング研修」に参加したことがあるのですが、⾃分の教え⽅などを振り返るよい機会となりました。セミナーに参加して、『被指導者に対するフィードバックの重要性』に気づけたからです。それまでは、あまりフィードバックをしていなかったので、セミナー参加後はできるだけフィードバックするように⼼がけました。その結果、後輩がメキメキ成⻑してくれて、私⾃⾝もうれしく思いました。
―“財産は「⼈」”、“常に教育の⾒直しを実施”など、⼈材育成への情熱と実⾏⼒の⾼さが伝わってくるお話を伺うことができました。ぜひ、貴社・貴団体の⼈材育成の参考にしていただければ幸いに存じます。