「創造型ソリューション営業」の強化に向けた教育のあり⽅ 〜ワークショップセミナー を通じて個⼈⼒と組織⼒を向上させる〜

著 者

学校法⼈産業能率⼤学
総合研究所 経営管理研究所 主幹研究員

⼭本 元 ⽒
この連載について

企業の中で最も顧客に近い存在は営業部門であり、そこで活動している営業担当者です。彼らの営業スタイルが、顧客に対する「その企業の価値」を左右しているといっても過⾔ではありません。
近年では企業間競争が激化するなかで、商品⼒だけで他社との差異化を図ることは限界があり、営業⼒強化が他社との差異化に関わる重要な経営課題となっています。

本コラムでは2回にわたって、現代の市場環境に適応する営業スタイル、「創造型ソリューション営業」の強化と、その教育⽅法についてご紹介します。
第1回は、営業現場を取り巻く環境変化と営業スタイルの変化、創造型ソリューション営業の考え⽅、教育課題について、第2回は具体的な教育⽅法としてのワークショップセミナー(注)の考え⽅と事例についてご紹介したいと思います。


(注) ワークショップセミナーとは、⼀定期間のなかで1⽇の会合を複数回組み合わせて実施し、ただ単に、理論(原則論)や⼿法の習得(インプット)に終始するのではなく、学習内容を実際の業務に活⽤して実践(アウトプット)する教育⽅法です。
  • テーマは変更することがあります。予めご了承ください。
  • 著者の所属・肩書きは掲載当時のものです。