「職場の蘇生」 ~先手を打つ管理者こそが、活力ある職場を創り出す~

著 者

学校法人産業能率大学 
総合研究所 経営管理研究所 主任研究員 
  
中村 浩史 氏

■この連載について
(本稿は、2012年2月に掲載したコラムを、その後の企業を取り巻く状況変化を考慮したうえで、2017年5月に一部内容を刷新、加筆したものです。)

 これから、“職場を蘇生する”というテーマのもと、職場マネジメントのアプローチの一つを全6回でご紹介していきます。

 テーマの一部に“蘇生”という表現を用いているのは、最近、職場が持てる力を発揮しづらく、職場での諸活動が環境変化に対応しない形で固定化や安住化している傾向が目立つようになってきているからです。今後へ向けて状況を打開し職場が有する力を発揮させていくことが必要になっています。
 企業を取り巻く環境の変化が今後もさらに加速することを想定すると、単年度成果だけではなく、中長期的な視点に立った上で、今、手を打っていくことに価値があります。

 調査結果をもとに、企業の現状を確認していきます。


  • テーマは変更することがあります。予めご了承ください。
  • 著者の所属・肩書きは掲載当時のものです。