新⼊社員研修「仕事道⼊門」(⼊社時)

「仕事道⼊門」がうまれた背景
〜新⼊社員に不⾜しがちな“⾃分の意思で前に進む⼒”〜

・⾔われたことしかやらない
・応⽤がきかない
・上下の⼈間関係を構築できない

昨今の新⼊社員に対して様々な特徴が⾔われていますが、共通することは、⾃分⾃⾝で状況を判断し、⾃分の意思により⾏動に移していく意識や⾏動が⽋けていることが考えられます。

この“⾃分の意思で前に進む⼒”が、昨今の新⼊社員に⽋けていると考えられる背景には、受けてきた学校教育、育ってきた社会環境などの影響により、不安定な外部環境には目を向けず、⾃分の目の届く範囲でモノゴトを考え、⾃分の思考の枠組みのみで判断する習慣が⾝についてしまったことが考えられます。
“⾃分の意思で前に進む⼒”が無い状態では、社会⼈として必要となる「知識・スキル」や、主体的な働きかけにより質・量共に向上していく「仕事での経験」を蓄積していくことは困難でしょう。
このような問題意識から⽣まれたのが「仕事道⼊門」です。

「仕事道⼊門」では、仕事や様々な仕事の場⾯や⼈間関係の中から、なぜ、何が必要なのかを前向きに捉え、主体的に⾃分はなにをすべきなのかを考え、具体的に⾏動に移すといった、“⾃分の意思で前に進む⼒”を獲得します。この⼒は、「知識・スキル」や「仕事での経験」を積極的に獲得していくための⼟台となるのです。

「仕事道⼊門」で学習する“仕事⼈”としての“⼼技⼀体”

「仕事道⼊門」では、いかに仕事に前向きに取り組むことができるかとういうメンタル⾯や、具体的に仕事に取り組み、成果を⽣み出していくという技術⾯を、様々な演習により強化していきます。さらに、メンタルと技術⾯のバランスをとりながら両者を⼀体させ、⾃⼰の強みや弱みと向き合いながら、継続的な⾃⼰成⻑につなげていくことも研修を通じて実施していきます。

これらメンタル⾯を「⼼」、技術⾯を「技」、そして、⼼と技を⼀体させる「⼼技⼀体」を実践できる⼈物を「仕事⼈」としており、仕事⼈を目指して⼼技⼀体を修練していきます。

なお、「挨拶」「時間厳守」「報告・連絡・相談」などの仕事に⽋かせない、基本中の基本となる姿勢や態度については、型として修得させるだけでなく、実際の仕事場⾯でも実践し続けるための習慣化が重要となります。習慣化させるには、「挨拶」「時間厳守」「報告・連絡・相談」の意味や効果を理解させることに留まらず、継続していくことにより⾃分の⼒として定着していくということを認識させます。

“⼼技⼀体”を効果的に修得するための学習⽅法

「仕事道⼊門」では、単なる知識付与やスキル獲得だけを目的とはしていません。⼼技⼀体を実践できる仕事⼈としての基本を修得するために、「頭でわかる」ことではなく、「⾏動できる」ことをゴールとした「体験型学習」により設計しています。

したがって、学ぶべき内容を最適な⽅法で学習することが⼤切になります。
具体的には、仕事⼈のイメージを⾃分たちの考えうるレベルから考えさせることに始まり、仕事⼈の要件である、⼼や技を仕事の実践場⾯で発揮できる⼒として獲得させます。さらに、様々な状況や相⼿に対して的確な判断や⾏動をしていくために主体的に考える訓練を⾏います。このような段階的かつ発展的な学習を通じて、“仕事⼈”としての“⼼技⼀体”を獲得していきます。

“⾃分の意思で前に進む⼒”は実務経験を踏まえたフォローアップで強化される

仕事⼈の⼼技⼀体は、実務実践において具体的な⼒として発揮することにこそ価値があります。したがって、⼀定期間の実務経験を踏まえた後に、仕事⼈としての⼼技⼀体の実践状況を振り返るフォローアップ研修「仕事道実践」の実施をお勧めします。「仕事道実践」では、明確なゴール(仕事⼈)や枠組み(⼼技⼀体)により実務実践を振り返るため、研修を単なるガス抜きに終わらせること無く、「仕事道⼊門」で⾝につけた⼒をブラッシュアップし、更なる成⻑を目指していきます。フォローアップを通じて新⼊社員を確実に卒業し、仕事⼈として独り⽴ちしていくことを促進します。

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新⼊社員研修「仕事道⼊門」 (入社時)

新⼊社員が仕事の基本を「知る」だけではなく、「分かる」「出来る」レベルまで深く⾝に付けるために学習⼼理学を⼤きく取り上げた思考・体験型の新⼊社員研修です。

「仕事道⼊門」のフォローアップ研修プログラム概要はこちら

新⼊社員フォロー研修「仕事道実践」

「仕事道⼊門」研修と連動した⼊社半年〜1年目のフォローアップ研修です。