⼈材開発活動に必要なテストの作成⽅法と考え⽅・すすめ⽅

テスト作成の⼿続き

はじめに

テストというと、多くの⼈は⼤学⼊試などの学⼒試験を思い浮かべるのではないでしょうか?もちろん、学⼒などの主に知的な能⼒を測定するものもテストの⼀種です。また、研修などで使⽤されることが多い特性診断もテストと呼ばれます。

このようにテストの概念は幅広く、能⼒測定や性格検査などで使⽤される質問紙、研修後に実施される満⾜度調査などの効果測定もテストの⼀種になります。競争環境が著しく変化する昨今の状況では、組織の競争優位性を確保するために、⼈材育成(HRD:Human Resources Development)活動は、今後ますますその重要性を増してきます。
効果的・効率的な⼈材育成活動のためにも、対象者(もしくは対象層)の特性を正確に測定し、その結果から実施したHRD活動の効果を確認するとともに、新たな活動を計画していくことが必要となります。したがって、⼈材育成担当者は、そのためのツールである「テスト」の知識が必要となります。

そこで、本Web誌上セミナーでは、効果的なテストを作成し、運⽤するためのポイントについて5回に分けて解説していきます。これらの内容は、実際にテストを作成する場合にも役⽴つ知識ですが、外部の教育団体が提供するテストを評価する観点としても役⽴つでしょう。

(担当:経営管理研究所 福中 公輔)



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