このサイトの使い方

よくある質問

お問い合わせ

資料請求リストを見る

申込カートを見る

講座を探す
全講座一覧
ジャンルから探す
目的から探す
受講の前に
特集
ご受講の感想
お申込案内
コラム
|
受講サポート

通関士:三角 彩子様

通関の知識は、通関業者だけでなく、商社やメーカーの輸出入部門や、金融業界まで幅広く活用できます。

三角彩子様

2003年4月(株)ナカムラロジスティクス入社。
2004年10月通関士試験合格。その後、通関士として、税関への輸出入申告や通関関連手続きに従事。現在に至る。

保有資格
通関士

    海外食品への強い関心から通関業界へ。配属部署での業務上の必要性から資格取得。

    小学生の時の海外旅行で初めて目にした食品に衝撃を受けた思い出や、大学時代の海外旅行を通して海外食品の美味しさに惹かれたことから、将来は食品を扱う貿易の仕事に関わりたいと思うようになりました。貿易に関わるにはどんな仕事があるのかを知りたくて、大学3年時に大学のアカデミー講座「貿易実務」を受講し、通関業者の存在を知りました。そして、特定の食品だけではなく一つの会社にいながら輸出入者が取り扱う多種多様な海外食品に広く関わることができる通関業界を選びました。
    通関士を取得したきっかけは、入社後通関グループへの配属により業務上通関知識が必要だったためです。

    業務と受験勉強が直結。3ヶ月間の集中勉強でストレート合格

    入社して一年は、貿易実務講座で学んでいたことや上司からの個人指導を通して、通関知識を身につけることに専念しました。特に、分からないことをうやむやにできない性格から、疑問点はとことん調べ、業務後遅くまで専門書や関税六法を読み込んだことを記憶しています。
    入社2年目、試験のための勉強はその年の6月から、平日は勉強時間を取る余裕がなかったため就寝前の時間を使って教材を一冊に絞り、法律の条文や別のページに詳細が書かれている内容もリンクさせて注釈を書き込みながら2ヶ月かけて熟読しました。8月から練習問題を解き始め、9月になると週末に約5時間、計3回分の過去問に取り組みました。試験のための勉強時間は少ないかもしれませんが、入社1年目に通関関連本を読み込んだこともあって業務で必要な知識と試験問題の繋がりが深いことが一番の利点になったと思います。

    資格取得が自信に繋がった。会社からは資格手当が

    資格を取得したことにより、会社からは、資格手当が支給され、また、資格取得勉強中の取り組み姿勢も評価され、業務を行ううえでの自信にも繋がりました。
    通関士とは試験に合格し、通関業者の:通関業務に従事して税関長の確認を受けて初めて通関士と名乗ることが出来ます。私の場合はすでに従業者として通関業務に携わっていましたので、合格後通関士の確認を受け、仕事内容は取得前と大きな違いはありません。ただ、国家資格である通関士は、「通関書類の審査と記名押印」という独占権を持っていますので、自分の名前で通関を行う責任は取得前に比べると大きく違います。通関書類審査の責任者として自分の名前で輸出入の許可に携わることができるのは通関士としてのやりがいを感じます。

    求められるのはスピードと正確さ。法律書や英文の解読力も必要

    通関知識以外に業務で必要なスキルとして大切なのは「処理スピード」と「正確さ」です。通関の依頼は突発的なケースも多いため、スケジュールを後ろから計算してスピーディに対応することが必須になります。書類の些細な見落としで、輸入においては加算税のリスク、輸出においては外為法に抵触し税関申告前に事前に関係省庁で必要な手続きを受けていなかった為に予定していた船に積めなくなるなどのリスクを伴いますので、スピードの中にも綿密に書類を精査し、正確な申告を心掛けています。
    最近は通関制度も随分と整備され、通関士は今以上に増して法令順守で正確な申告を行う責任が輸出入者と同様に求められています。そのため、適正な申告を行う為にも書類だけではなく輸出入者から詳細な情報の収集を行いますし、税関へは根拠に基づく説明ができる対応も求められます。
    また、法律を扱いますので関税六法を読み解く力があると有利です。通関士は物事を深く掘り下る探究心の強い人には最適な仕事です。社内の周りの通関士を見ていても皆に共通するのはやはり自分で調べる力が強いところです。
    通関士というと、学生の頃は海外と英語でのやり取りがあると思っていましたが、私の部署では海外とのやりとりはありません。
    ただ書類は全て英語になりますので、私の場合は英文の食品製造工程書からどんな食品なのかを読み取るスキルは必要になります。ただ貿易英語は慣れてきますので日常業務に差し障りはありません。

    通関業者により扱う法令も異なる。

    通関士といっても、通関業者によってそれぞれ取扱商品が異なり、その商品に抵触する法令も異なるため、通関士試験で学ぶ通関知識は共通ですが、商品に必要とされる知識は業者ごとに異なってきます。
    当社は食品を主に扱っていますので、食品の通関エキスパートにはなれるものの、化学品、電気機器などの取扱いは小さく、食品に比べると知識は浅くなります。私の場合は、会社が食品を主に扱う通関業者だったからこそ通関士の仕事に興味を持ち、通関知識を深め商品知識を身につけていくことに面白さを感じていますので、当社の採用説明会で通関士に興味のある学生には特定の商品分野での通関エキスパートになりたいのなら取扱商品にも着目して会社を選ぶことを薦めています。
    通関士試験は、受験資格に制限がありませんから、貿易に興味がある人なら誰にでもチャンスがあります。

    通関業者によって担当する仕事の範囲はさまざま

    通関書類の作成や審査だけではなく、実際に税関に足を運んで、税関検査に立ち会う場合や、営業と同行して通関関連野のアドバイスをしている通関士もいますし、また、通関士登録はせずに通関知識を活かして営業をされている方もいらっしゃいます。当社では、税関に書類を持ち込んで検査に立ち会う仕事は別の部署が担当しています。検査に立ち会う人は、肉体的にも体力が必要ですが、市場に出る前に輸入貨物を見ることもできるため、好奇心の広がりはあると思います。
    また、海外とのやり取りについても、その範囲は通関業者によってさまざまです。

    活用は、通関業者、商社やメーカーの輸出輸入部門や金融業界まで幅広い

    当社の採用説明会でよく学生から質問を受ける中で、通関士は貿易のエキスパートという言葉を聴くのですが、国際商取引である貿易のエキスパートは通関業者のお客さんであるである商社やメーカーの海外事業の方であり、そのエキスパートが行う貿易の中の一分野である通関手続きにおいて専門の法律や知識を求められ、貿易のお手伝いをするのが通関士と思っています。
    日本の法律では、各通関業者の営業所ごとに有資格者を1名以上置く規定がありますので、通関士の需要はあります。また資格取得で得る知識は、通関士としての仕事だけでなく、商社やメーカーでの輸出入業務や海上保険業務、外国為替を取り扱う金融業界でも活かせる知識になるため、貿易に関連する業界での需要は大きいと思います。

    私は海外のサイトから商品をよく購入しています。今は小額の商品で郵便小包扱いの輸入で、関税を支払って商品を引き取るだけと簡単ですので通関士の知識を活かしている実感はないのですが、もし今後家具など大きな買い物をするなどきちんと税関への輸入申告が必要になる場合には、個人輸入代行の通関業者に頼むことなく通関料は節約して自分でやってみたいと思っています。
    この資格は、貿易分野で唯一の国家資格ですので、貿易に関わりたいという方には必要且つ役立つ知識であり、有効に活かせると思います。

      三角彩子様2

      株式会社ナカムラロジスティクス

      本社:東京都港区芝浦2-3-39
      設立:昭和22年9月11日
      事業内容:フォワーダーから輸送、通関、納入までの一貫体制で、世界中の「食」にかかわる最適なロジスティクス・サービスの提供に取り組まれています。
      多品種に及ぶ食品の輸出入手続き・通関・保管・配送の一貫業務、冷蔵倉庫荷役業務、物流センター請負業務、また海外5ヶ国13拠点の当社現地法人とのネットワーク構築によってグローバルな食品流通のサポートをされています。
      TEL 03-3451-4161/FAX 03-3451-4173
      HP:http://www.nli.jp/

        ページ先頭へ

        関連情報

        通関士
        輸出入の際に税関へ提出する申告書類の作成や審査を行う通関業務の専門家です。国際的な商取引の増加とともに注目度が高まっています。
        • 年間ランキング2016
        • 人気ランキング
        • パックコースでお得にビジネススキルアップ!
        • あなたの講座選びをサポート学びコンシェルジュ
        • 資格試験カレンダー