このサイトの使い方

よくある質問

お問い合わせ

資料請求リストを見る

申込カートを見る

講座を探す
全講座一覧
ジャンルから探す
目的から探す
受講の前に
特集
ご受講の感想
お申込案内
コラム
|
受講サポート

定年シルバーの資格開業、ふたつの落とし穴

シルバー開業で失敗しないためには?高島徹治さんが大切なキーポイントをお伝えします。

早期退職や定年退職に備えて、新しい人生を資格で切り開こうという方が増えています。そして、1、2年の努力(勉強)で資格取得に成功する人は少なくありません。
ところで、そういう方は、その後独立開業に成功しているのでしょうか。話の流れからいっても、ここは「イエス」と答えたいところですが、残念ながら現実は反対なのです。開業こそしたものの“開店開業”の苦境におちいり、悲嘆にくれている人が少なくありません。
なぜ、なのでしょう。ここでは、こうした落とし穴に落ち込まないように、ふたつの原因に触れてみます。

    資格コンサルタント 高島 徹治さん

    一切の「甘え」を捨てよう

    やや辛口になりますが、シルバー開業が失敗しがちな最大の原因は「甘え」にあります。
    たとえば、心のどこかに「退職金も残っているし、少ないながら年金ももらえるし・・」という無意識の甘えが残っているのです。
    そこから、「もう年だし、若い人と同じようにはできないよ」という自他に対する言い訳が生まれてきます。私は、そういうシルバー開業者をたくさん見ています。
    しかし、資格戦線には、“シニア部門”という特別ワクはありません。若い人と軒を競って、つばぜり合いをし、勝ち抜いていかなければ、開業状態を維持していくことはできないのです。
    格差が拡大し、ますます生活がしにくくなっているこのごろ、若い方も必死です。勉強に勉強を重ね、プロとしていかに良質な知的サービスを提供できるか、必死に取り組んでいます。
    そういう人達に伍して、自分にしかない特色を発揮していく。
    その覚悟があるか、ないか・・・。これこそが、成功・失敗を分ける最大のキーポイントです。

    戦略的な発想が欠かせない

    退職⇒資格取得⇒開業、というコースは、自然な流れです。しかし、ただベルトコンベアに乗るように、流れに身を任せているだけでは成功は夢の彼方です。この流れの中に、戦略的な発想を埋め込まなければなりません。
    そのためには、事前調査⇒現状分析⇒アイデア開発が必要となります。
    まず、もっとも力を入れなければならないのは、資格選びの段階です。シルバー開業者のなかには、案外簡単に資格を決めている人が多いのですが、これは大きな間違い。退職後の人生を託す大切な武器が資格であってみれば、それがどの程度の切れ味を持っているのか、事前に、徹底的に究めなければなりません。
    具体的にいえば、「これは」と思える資格があったら、それについて書いた本を、最低10冊は集め、徹底的に分析しましょう。資格の本は、取るまで(入り口)の本がほとんどですが、開業後(出口)のことに言及した本もないわけでありません。根気よくそれを捜し出し、開業後の有り様について調べましょう。
    また、インターネットには、本には書いてないような、生な声が綴られていることが、往々にしてあります。これは、本にもまして貴重な情報源となります。こちらも、根気よく調べる必要があります。
    そして、最後の仕上げは、現在開業している方から取材することです。知り合いでなくても、電話で依頼すると、確率は低いですが、応じてくださる方が必ずいます。( その場合、少額でも手土産を持参するか、お礼をすることも忘れてはなりません) こうして現状を知ることができたなら、そういう世界の中で、自分のキャリアを生かしていく方策(アイデア)を、徹底的に考え抜きます。その場合、現在行われている業務だけに、100%とらわれる必要はありません。
    自分なら、自分らしい新領域をプラスして、こんな展開ができるかもしれない、あんなこともできるのではないか、と、新しいアイデアを加味していければ理想的です。
    武器としての資格を決めるには、このように取った後のことも含めて考えておかなければなりません。「まず取るのが先決。生かし方は取ってから」という安易な気持ちで立ち向かうと、資格を取ったはいいが、開店休業状態に泣く、という憂き目にあいかねません。

    以上の二つは、シルバー開業で失敗しないための何よりも大切なキーポイントです。

    ページ先頭へ